ジェイ・Z、ヒップホップ界初、カーネギー・ホールでヘッドライナー

ショーン・“ジェイ・Z”・カーターが、来年2/6と2/7にNYのカーネギー・ホールで行われるチャリティ・コンサートで、ヒップホップ界で初めてとなるヘッドライナーを務めることになった。

これは“THE UNITED WAY OF NEW YORK CITY”と“SHAWN CARTER SCHOLARSHIP FOUNDATION”のための慈善コンサートで、12/8（木）にカーネギー・ホールの役員でアート・ディレクターを務めるクライヴ・ギリソン、“THE UNITED WAY OF NEW YORK CITY”の代表で最高経営責任者のゴードン・キャンベル、そして“SHAWN CARTER SCHOLARSHIP FOUNDATION”のエグゼクティヴ・ディレクター、ダニア・ディアスらの出席のもと同ホールで正式にアナウンスされた。

チケットは、企業やプライベートな団体に対して500ドル～2,000ドルという価格帯で販売されるほか、一般向けには現在1/30からの販売開始を検討しているそうで、ジェイ・Zは「きっと伝説に残る夜になる。大音量の音楽のもと、最高に楽しく、素晴らしい経験ができる2日間になるはずだ」とコメントしている。

また現在ジョイント・ツアーを行っているカニエ・ウエストを始め、ほかのゲストの参加があるかどうかについては、「今カニエとやっている“WATCH THE THRONE TOUR”にはゲストがいないし、このコンサートもそうなるかもしれない。でも突然誰かが登場して、皆をビックリさせることもあり得るかもしれないよ」と語っている。

このコンサートは、2002年にジェイ・Zが母親のグロリア・カーターと共に設立した慈善団体“SHAWN CARTER SCHOLARSHIP FOUNDATION”にとって、これまでにない大規模な募金イベントとなる。これまでジェイ・Zは、自らが育ったブルックリンにあるコミュニティで度重なるコンサートを行うことで草の根な慈善活動を続けており、大学の奨学金プログラムへ140万ドルを寄付したほか、低所得者の高校生たち750人に援助をするなど尽力している。

◆ニュース提供：ビルボード
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