長山洋子、新曲は黛ジュン作のロック演歌、羽田空港で出産後初の披露イベント
長山洋子が新曲「博多山笠女節」披露イベントをリリース日の2月23日、羽田空港国際線旅客ターミナル4Fにある江戸舞台にて開催した。2009年4月にアメリカ人社長と結婚し、2010年8月には長女を出産。長山洋子にとって今回は出産後初となるイベントとなり、会場には旅行客や観光客ら約300名がつめかけて大賑わいとなった。
◆長山洋子 画像@羽田空港イベント
披露した新曲「博多山笠女節」は三味線立ち弾きロック演歌。長山自身の三味線立ち弾き楽曲としては、2005年1月に発売した「嘘だといって」(ニューバージョン)以来、約6年ぶりとなる。この楽曲は「博多祇園山笠」の祭男たちの勇姿を見つめる女性心を綴った作品だが、作曲は今作が作曲家デビュー作となる歌手で女優の黛ジュンが手がけている(作曲家としての名前は、ジュン黛。ちなみに彼女の実兄は、「津軽海峡・冬景色」「夜桜お七」「時の流れに身をまかせ」「アンパンマンのマーチ」などを手がけた作曲家の故・三木たかし)。「長山にぴったり」ということでの楽曲提供となったという。
桃の節句が近いこともあり雛人形が飾られていた江戸舞台。そんな雛人形たちが会場を華やかな空間へと変える中、長山洋子は、着物姿で艶やかに登場した。4歳の頃、父親が通っていた民謡教室に行ったことがきっかけで民謡に心惹かれ、9歳の時に民謡教室の先生の勧めで三味線を始めた長山。イベントでは30年前に父親に買ってもらった愛着ある三味線で腕前を披露した。
羽田国際空港でのイベントを終えた長山は「初めてきました。こんな場所でできるなんて大変光栄です。とても新鮮な気持ちで唄わさせていただきました。新曲はとても気に入っていますので、多くの方に聞きていただけて幸せです」とコメント。また、愛娘についてたずねられると「新曲は家でずっとかけてます。三味線の音を聴くと、泣いてても泣き止むんですよ。それと、よく私の歌を聴くと「う~う~」唄ってますよ。親バカですみません」と目を細めていた。
◆長山洋子 オフィシャルサイト