長山洋子、憧れのカーネギー・ホールのステージに立つ
デビュー30周年の記念の年を迎えた演歌歌手・長山洋子が、1月29日、初めて“世界の音楽の殿堂”アメリカ・ニューヨークにあるカーネギー・ホールの舞台に立った。
◆長山洋子 <KAJIKI'S ARIST SHOW>特別コンサート 画像
この日行なわれていた、IFA国際フラワーアレンジメント協会主催の国際交流イベント<KAJIKI'S ARIST SHOW>の特別コンサートに出演した長山洋子は、在米邦人の観客を前に日本の伝統芸能である“演歌”“着物”、そして“津軽三味線”の立弾きを披露した。
カーネギー・ホールは1891年に5月に鉄鋼王・カーネギーにより設立。こけら落しは作曲家・チャイコフスキーの公演が行なわれた。日本人では、アイ・ジョージが1963年に初めてステージ立ち、その後は加藤登紀子(1988年)、高橋真梨子(1993年)、森山良子(1996年)などが公演を行なってきた。なお、日本人演歌歌手として、今回公演を行なったカーネギー・ホール(ザンケル・ホール)の舞台に立ったのは長山洋子が初めてとなる。
1984年4月に「春はSA-RA SA-RA」でアイドルデビューした長山洋子。その後、演歌歌手に転向、2013年にデビュー30周年を迎えた。今回のステージに対して長山は、「演歌を歌いながら願い続けてきた大きな夢。海を越えて世界の舞台で津軽三味線を立弾きして歌うこと。これまでにも海外の舞台経験はありますが、憧れのカーネギー・ホールのステージに立てて、本当に幸せです。」と、喜びを語っている。
さらに当日は、アメリカに住んでいる両親を招待(長山は2009年に実業家のマーク・スミス 氏と結婚)。彼らは初めて長山洋子のステージを鑑賞した。義母のアン・スミスさんは、「スぺクタキラ(最上級にすばらしいの意)! ニューヨークの皆さんはとても大好きだと思います! 初めのステージに感動しました! 終演後、様々な方からファンタスティックの言葉を頂きました!」と、感激していた。
「記念の年に夢が叶って本当にうれしいです。と同時に海を越えアメリカの両親に親孝行が出来て本当によかったです。今後も世界での活動を積極的にチャレンジしていきたい!」── 長山洋子
◆ライブレポチャンネル
◆長山洋子 オフィシャルサイト