ロバート・プラント、レッド・ツェッペリンとしてはプレイできない場所で…

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ロバート・プラントはアメリカ・タンパでプレイするたびに、ちょっとした罪の意識を感じているそうだ。レッド・ツェッペリンにとってタンパは禁断の地なのだという。

レッド・ツェッペリンは1977年に同市のスタジアムでパフォーマンスしているが、豪雨のためギグを途中で中止。怒ったファンが暴れ、警察が介入したという。その際、警察からレッド・ツェッペリンは2度とこの地でプレイできないと言われたらしい。

Daily Express紙によると、ロバート・プラントはこう話している。「悪ガキになったような気がするよ。あそこでは永久追放されてる身なんだ。ツェッペリンのコンサートだった。天気が悪くなってね、当時は水と電力から感電を防ぐ方法はなかったから、ショウを中止しなきゃならなかった。オーディエンスが怒って、警察が介入したんだよ」「警察は僕らの責任だって結論づけた。それまでだ。でも、いま1人だったら忍び込むことができる。コッソリとね」

ロバート・プラントは現在、Band Of Joyとして全米ツアー中。この活動に自信を持つ彼は、相変わらずレッド・ツェッペリンの再結成には興味がない、どころか「もはや共感できない」とまで感じているそうだ。彼はRolling Stone誌のインタヴューでこう話している。「僕はもう、遠い、どこか別のところへ来てしまった。だからほとんど共感することさえできない。正直言って、ちょっとウンザリだよ。誰が気にしているってんだ? 気にしている人がいるのはわかってるよ。でも、僕の視点から考えてごらん。僕はもうじき道を渡るのに助けが必要になるんだよ」。まだ62歳ですが…。

Ako Suzuki, London

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