モーターヘッド、レミーは本の虫

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モーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリー『Lemmy: The Movie(邦題:極悪レミー)』を撮影した監督によると、バックステージでのレミーは、グルーピーと戯れるより本を読んでいることのほうが多いそうだ。

◆映画『極悪レミー』予告編

グレッグ・オリヴァー監督はBANG Showbizにこう話している。「バックステージには5人の巨乳の女性たちがいると思うだろ。実際は、5冊の本が開いていることのほうが多かった。レミーはとても人間らしいんだ。リムジンやプライベート・ジェットに乗って、五つ星のホテルに泊まるってタイプじゃない。家ではビデオ・ゲームをプレイしたり、フレンチ・フライを作っている。それにすごく頭がいい。こんなに面白くて鋭くて、洗練されている人だとは思ってもみなかった」

どんな本を読んでいるかというと…「よく戦争の歴史について読んでいる。彼が戦争マニアだってことは知られてるけど、それがどれだけ奥深いかは知られていない。音楽か戦争ものだ。それに小説も(読んでいる)」

小説では意外なことにこんな趣味を持っているそうだ。「ロシアで、ロマンスを買っていたよ。ダニエル・スティールかなんかだ。小説はくだらないものが好きらしい」

レミーはクリスマス・イブに65歳になった。でも、そのパワーが衰えることはない。レミー率いるモーターヘッドは2010年に続き2011年も長期のツアーを行なうことを発表している。

Ako Suzuki, London



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