メアリー・J.ブライジのコミュニティセンターがオープン。

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先月22日、R&Bシンガーのメアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)のホームタウンである米ニューヨーク州ヨンカースに、女性へのサポートをおこなうコミュニティセンターThe Mary J. Blige Center for Womenがオープンした。

メアリー・J.ブライジは昨年、ジェイ・Zのビジネスパートナーとして知られるスティーブ・スタウト(Steve Stoute)と共に、働く女性の支援を目的としたチャリティ団体Foundation For The Advancement Of Women Now(以下FFAWN)を設立。今回オープンしたthe Mary J. Blige Center for Womenは、この団体による様々なプログラムなどのサービスが提供される場となる。また周辺地域団体と連携、健康に関するサポートや、パートナーによる暴力被害のケアも受けられるという。

同センターのオープンを伝える記者会見で、メアリー・J.ブライジは目に涙を浮かべながらコメント。「私が5歳でここにすんでいた頃には、人生の間ずっと抱えこむような出来事がたくさん起きました。成長していくなかでも、男性に死ぬ寸前まで殴られたたくさんの女性を見てきました。……このような虐待は貧しい地域だけでなくどこでも起こっていることなんです」と訴えたという。

現時点では、これらのサービスはヨンカース周辺の一部地域に限られているが、FFAWNはその活動範囲を今後全米に、いずれは世界中へと広げたいとしている。

◆メアリー・J.ブライジ Artist Info(notrax)
◆メアリー・J.ブライジ Artist Video(notrax)
text by notrax
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