18歳のパンク・ロック・プリンセス率いるパラモアの初映像作品

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18歳のパンク・ロック・プリンセス、ヘイリー・ウィリアムズ率いるパラモアの初のライヴ・アルバム『ザ・ファイナル・ライオット』が、1月28日にリリースされた。CDとDVDの2枚組でリリースされた本作には、2008年に実施された<ザ・ファイナル・ライオット! サマー・ツアー2008>から、8月12日に行なわれたシカゴ公演の音源と模様が収録されている。

パラモアは、小柄でキュートながら、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声を持つ、現在18歳のヘイリー・ウィリアムズ率いるテネシー州ナッシュビル出身の4人組。4年前に学校で出会ったヘイリー、ジョシュ・ファロ(G)、ザック・ファロ(Ds)の3人は意気投合し、後にジェレミー・デイヴィス(B)が加わって、2004年にバンドを結成した。

フロリダでのショウを観たフュエルド・バイ・ラーメンの社長ジョン・ジャニックが彼らに一目惚れし、レーベル契約をしたことで、2005年にデビュー・アルバム『ALL WE KNOW IS FALLING』をリリース。2006年にはシンプル・プランなど数々のバンドとツアーに明け暮れ、アメリカでのファン・ベースを拡大。ヨーロッパや日本にもツアーで訪れており、特に大きな人気を獲得したイギリスでは、音楽誌『Kerrang!』で“ベスト・ニュー・バンド”に選ばれたほか、“最もセクシーな女性”の2位にヘイリーが選ばれた(ちなみに、NMEアワーズ2009でも、“最もセクシーな女性”部門にノミネートされている)。

そして、2007年にはニュー・アルバム『ライオット!』を発表。ファースト・シングル「ミザリー・ビジネス」の大ヒットもあって、アルバムは100万枚を突破、プラチナ・ディスクを獲得した。

今後日本でも大ブレイクが期待される彼らの初映像作品『ザ・ファイナル・ライオット』には、バンドに同行した映像監督Brandon Chesbroによる密着カメラでの映像が収められている。「今までで最高のショウ!」とメンバー自ら語るシカゴ公演のほか、ボーナス映像として、ここでしか見ることのできないインタビュー映像、サウンドチェック/リハーサル風景、さらにツアー・バスの中やオフショット映像まで! ただのおまけ映像と侮ることなかれ、ヘイリーを中心としたフルボリュームのボーナス映像は、ロック・プリンセスと呼ばれるヘイリーの魅力を100%体感できる唯一の作品だ。

パラモアは、全米の興行収入記録をことごとく塗り替えている大ヒット映画『トワイライト~初恋~』の主題歌に新曲を提供しており、4月4日の日本公開とともに、今後さらに日本で話題となる可能性大。エモやポップ・パンクが好きな人で、まだ彼らをチェックしていない人は、チェックしておいて損はなし!

『ザ・ファイナル・ライオット』
WPZR-30314/15 ¥3,480(tax in)
2009年1月28日発売

◆ パラモア『ザ・ファイナル・ライオット』特設サイト(楽曲試聴あり)
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