カイザー・チーフス、いまのロック・シーンを嘆く

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カイザー・チーフスのニック・ホジソン(Dr)が、いまのロック・シーンはアークティック・モンキーズの二番煎じばかりで面白くないと嘆いている。70年代のバンドに比べると、どれも平均的でつまらないそうだ。

ホジソンはNME.COMにこう話した。「いまのギター・ミュージック(・シーン)には、クソみたいなのがいっぱいいるよ。A&Rがさ、このバンド・ブームに乗ろうとして、首からギターさげてる奴らと片っ端から契約してんだろ。この間、ラモーンズの映画を見たけど、最近は何もかもフツーで面白くないって思わせてくれたよ」

しかしながら、ホジソンにも1つだけお気に入りのニュー・バンドがいるようだ。「アークティック・モンキーズは良かったよ。でも、もうそれとは別のものが必要だな。ザ・トゥワング(The Twang)だな」

そのザ・トゥワングは、今年注目の新人トップ10リストでMikaの次に選ばれた期待のニュー・バンド。3月19日にデビュー・シングル「Wide Awake」をリリースする。

一方、2ndアルバム『Yours Truly, Angry Mob』を2月26日に発売するカイザー・チーフスは、今週金曜日(2月9日)からUKツアーをスタート。ロンドンでは3月2日から3夜連続でシェファーズ・ブッシュ・エンパイアでパフォーマンスする。

Ako Suzuki, London
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