ノトーリアスB.I.G.遺族の警察への訴訟が無効審理に

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ノトーリアスB.I.G.殺人事件に関して、警察の捜査が不十分であるとして、ノトーリアスB.I.G.の遺族がロサンゼルス警察と市を相手に起こした訴訟が無効審理となったと、AP通信などが報じている。

6月21日に始まり、3日間に亘って行なわれた今回の裁判では、シュグ・ナイトが刑務所にて自らの事件への関与を他の服役者に語っていたという新たな証言が得られるなどの大きな成果があったものの、最終的には決着が付かず、無効審理として処理される事となった。しかし、裁判所側はロサンゼルス警察が意図的に証拠を隠蔽していたという懸念を示ており、遺族側の弁護士も警察側の関与と腐敗を暴くために引き続き訴訟を起こす構えであることを宣言している。

なお、ノトーリアスB.I.G.の遺族はこの事件に関して、前年に起きたトゥパック殺害の報復としてシュグ・ナイトが黒幕となり、実際の殺害にはロサンゼルス警察の警察官であったデヴィッド・マック、ラファエル・ペレスが関与したとの説を主張している。

K.Omae, LA
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