デイブ・マシューズ・バンド、環境保護のために寄付

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デイブ・マシューズ・バンド(以下DMB)のツアーバスが今年('04年)8月にイリノイ州のシカゴ川に排泄物を投棄したとされる件で、バンドはシカゴ川の環境を保護する非営利団体と行政区に合計10万ドル(約1100万円)の寄付を決めた。DMBのオフィシャルサイトが伝えている。

DMB側はこの件について実態の調査に協力するとし、運転手の責任が問題となっていた。10月22日に発表されたオフィシャル・サイトの声明では、現在の状況を良い方向へ向かわせるため「行動」をとることにしたと発表された。

「過去は消せませんが、もし僕たちに責任があるとするなら、協力と支援によって尽力していることが分かってもらえればと思います。……バンドは環境保護に力を注いでいます……地域の自然を保護するために、川と周辺環境の汚染の防止を求め(環境団体の)Friends of the Chicago Riverとシカゴパーク行政区に5万ドルずつ寄付します」

イリノイ州は水質汚染などの被害で、バンドに対し罰金約7万ドルを求める訴訟を起こした。裁判は現在(10月26日時点)も継続中だが、DMBとシカゴ当局は問題を解決するために、互いに力を尽くしているという。

バンドはバスが排泄物を投棄したあと、謝罪した。

デイブ・マシューズ・バンドは10月初旬にブルース・スプリングスティーン、R.E.M.、パール・ジャムほかと大統領選挙のための”Vote For Chageツアーを行った。

T.Kimura
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