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ジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテとともに新世代3大ギタリストのひとりとして、また世界最高峰のスライド・ギター奏者として人気を博してきたデレク・トラックスが妻であるブルース・シンガー&ギタリストのスーザン・テデスキと結成した大所帯バンド。ブルースの伝統に根ざしながらロック、ゴスペル、ジャズとさまざまなジャンルからの影響を受けた芳醇でグルーヴィーなサウンドと、スーザン・テデスキのソウルフルで力強いヴォーカル、そしてデレク・トラックスの圧倒的なギター・プレイと、多彩で懐の深い彼らの音楽は世界中のリスナーから絶賛される。

もともとは、“デレク・トラックス&スーザン・テデスキ・バンド”と名乗っていたが、2011年3月に“テデスキ・トラックス・バンド”に変更。その後6月に発表されたグループとしての初アルバム『レヴェレイター』は、ローリング・ストーン誌で4つ星を獲得し「傑作」と評され、第54回グラミー賞で最優秀ブルース・アルバムを受賞した。

2012年5月には、『レヴェレイター』収録曲に加えて、ロックやリズム&ブルース、ゴスペルの名曲のカヴァーした2枚組ライヴ・アルバム『エヴリバディズ・トーキン』を発表。2013年8月には2年ぶりのオリジナル第2作『メイド・アップ・マインド』を発表。

2016年1月、バンド史上初めてメンバー全員で同時録音された『レット・ミー・ゲット・バイ』をリリースした。