ティアーズ・フォー・フィアーズが再結成、ニュー・アルバムを制作

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Tears For Fearsのオリジナル・メンバーRoland OrzabalとCurt Smithが、13年ぶりにバンドを再結成し、Arista Recordsと契約を交わした。UKのデュオは、来年の春、'89年以来初のアルバムをリリースする予定。OrzabalとSmithは先週、テニス界のスターAndre Agassiがラスベガスで開いた『Grand Slam For Children』でパフォーマンスし、人々を驚かせている。彼らが一緒にパフォーマンスするのは10年ぶりのことだった。

Tears For Fearsは'81年にデビューしているが、アメリカでブレイクしたのは'85年。「Everybody Wants To Rule The World」「Shout」といったNo.1ヒットを続けて生み出した。その後リリースされた「Head Over Heels」も3位につけている。これらのヒットのおかげで、彼らの2ndアルバム『Songs From The Big Chair』はその年の7月と8月に5週連続でビルボード200アルバム・チャートのトップに輝いた。

また'89年には、プラチナ・アルバム『Sees Of Love』からのシングル「Sowing The Seeds Of Love」がチャートの2位につけるヒットとなった。'91年、Smithがソロに転向するためバンドを脱退。翌年にバンドのベスト・アルバム『Tears Roll Down』が発売された。

OrzabalはTears For Fearsとして活動を続け、『Elemental』('93年)、そして現時点ではラスト・アルバムになる『Raoul And The Kings Of Spain』('95年)をリリースした。SmithもOrzabalも、それぞれのソロ活動に忙しく、Smithは'98年に『Mayfield』を、Orzabalは'01年に『Tomcats Screaming Outside』を発売している。

またTears For Fearsは、Oleta Adamsを見出したことでも知られる。2人は、ツアーの途中、カンザスシティのホテルのラウンジで歌うAdamsを発見した。彼女はその後、彼らのアルバム『Seeds Of Love』に収録された「Woman In Chains」で歌うことになった。また、'89年と'90年のバンドの世界ツアーにも参加している。

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