全米アルバム・チャート、『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックが8週目の1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、先週と変わらず、ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックが首位をキープし、非連続8週目の1位に輝いた。この5年間で8週以上1位を獲得したアルバムは、テイラー・スウィフトの『folklore』(2020年 8週間)、モーガン・ウォレンの『Dangerous: The Double Album』(2021年 10週間)に次ぎ3作目だという。
◆『ミラベルと魔法だらけの家』画像
『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックは、今月終わりに開催される第94回アカデミー賞で作曲賞の候補に挙がっている。『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『Parallel Mothers』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と競う。
2位にはラッパー、コダック・ブラックの4枚目のスタジオ・アルバム『Back For Everything』が初登場。ミックステープを含め、彼にとって4作目のトップ3ヒットとなった。3位は先週と変わらず、モーガン・ウォレンの『Dangerous: The Double Album』がキープした。
今週新たにトップ10入りしたアルバムは3作あり、コダック・ブラックほか、ティアーズ・フォー・フィアーズの17年ぶりの新作『The Tipping Point』が8位に、アヴリル・ラヴィーンの7枚目のスタジオ・アルバム『Love Sux』が9位にチャート・インした。
ティアーズ・フォー・フィアーズのアルバムが全米でトップ10入りするのは、サード『The Seeds Of Love』(1989年 8位)以来32年半ぶりだった。アヴリルは6作目のトップ10ヒットとなった。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
全英アルバム・チャート、デヴィッド・ギルモアの最新作『邂逅』が初登場1位
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターの『Short n’ Sweet』が2週連続1位
洋楽を身近に感じさせてくれるYouTubeチャンネル「Honey Lyrics」
全英アルバム・チャート、オアシスの『Definitely Maybe』が30年ぶりに1位
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターが最新作『Short n' Sweet』で初の1位
全英チャート、サブリナ・カーペンターがアルバム1位とシングル1~3位を独占
全米アルバム・チャート、ポスト・マローン初のカントリー・アルバムが初登場1位
全英アルバム・チャート、ポスト・マローンの最新作『F-1 Trillion』が初登場1位
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が非連続15週目の1位