柴田淳の曲に、自身の恋を重ねてみる……(男性編【4】)

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2/26に2ndアルバム『ため息』をリリースした柴田淳。ここに収録の歌を聴いて、かつての恋を思い出した人たちの体験話をご紹介します。

アルバム9曲目に収録の「ため息」。この曲は一人称が“僕”の歌詞。<全てを投げ捨てたなら どうなるかな 壊れるのかな>と現状から逃げたい、どうにかしないと、と思っている主人公を綴ったもの。この曲で想い出した、26歳男性のかつての恋は……。

――彼女とは大学時代、サークルで知り合い、付き合ってました。同級生だったけど、彼女は卒業後、就職して会社員に。僕はプー太郎して、ブラブラしてました。それでもう、完璧なすれ違い。時間も考え方もね。そのときはイヤになりましたね。夢に向かって頑張ってる彼女見て、僕はどうしたらいいんだろうって。僕には何ができるんだろうって。そのときの感情がこの曲の歌詞とリンクしますね。……それで、出した答えが、やっぱり僕は大学のとき研究していた電子工学をもっと突き詰めたいと。そうなったら大学院へ行こうって勉強しだして、無事、大学院に合格したんです。

でね、それをどうしても彼女に報告したくて。疎遠になってたけど、彼女の住んでる最寄駅で朝、待ち伏せしたんです。今思えば、会えるかどうかも分からないのに。でも、会えたんですよ、出勤前の彼女に。で、驚いてる彼女に「俺、大学院に合格したから」って。それが彼女と最後に交わした言葉ですね。

●数々の恋愛話が掲載されている特別企画「2ndアルバム『ため息』を聴き、かつての恋を想う…(男性編)」は、
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●柴田淳のビデオクリップやニュースが満載のアーティスト情報は、
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