U2、グラミー・ノミネート曲「Elevation」について語る

ポスト
2月27日(水)の夜に開催されるグラミー賞授賞式で、U2の「Elevation」がデュオ/グループ・ロック・パフォーマンスにノミネートされている。シンガー/ギタリストのEdgeはLAUNCHに、「Elevation」を作り出したときからバンドはこれが特別な曲になると確信していたと語った。

「“Elevation”は恐らく我々にとって、最もロックン・ロールに近い曲なんだと思う。そこにエネルギーが生まれて、歌詞にもバイタリティが感じられて、みんなとても興奮したんだ。まだ曲のラフしかできていなかったとき……ヴォーカルが入っていなくて、歌詞もついてなかった段階でもね。そこには素晴らしいエネルギーと感情があったんだ」

フロントマンのBonoはLAUNCHに「Elevation」が何なのかを完全に理解していなかったことを認めながらも、違った見解を示した。

「“Elevation”……これはヒップ・ホップのテンポで……何のことについての曲か分かっていないんだ。たぶん(笑)、セックスとか、超越とか、誠実さとかと関係あるんじゃないかな」

一方、Bonoの誠実さはTime誌の最新号の特集記事で示されている。タイトルは「Can Bono Save the World?(Bonoは世界を救えるか?)」。第三世界の債務の救済や世界保健の問題に代表される彼の活動が記録されている。その記事の中でBonoは次のように述べている。「今はやらざるを得ないんだ。ロックスターが世界保健機関や債務の救済、アフリカのHIV/AIDS問題について話すことが、いかに馬鹿げているかは分かっているよ」

U2は2月27日午後8時(東部標準時/太平洋標準時)からCBSで放映されるグラミー賞授賞式で、ライヴ・パフォーマンスを披露する予定。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報