R.ケリー、Jay-ZがNYのWaldorf Astoriaのセンターステージを飾る
2人の大物ミュージシャン、R.KellyとJay-Zが1月24日(木)、NYの高級ホテルWaldorf Astoriaでそろって記者会見した。2人は近々発売されるコラボレーションアルバム『The Best Of Both Worlds』についての詳細を語った。アルバムは3月26日にDef Jamから米国リリース、Jive Recordsから世界発売される。
記者会見の冒頭で、Jive Records社長のBarry WeissがDef Jamの社長Kevin Lilesを紹介、その後Liles社長から有名弁護士のJohnnie Cochranが紹介され、集まった人たちを驚かせた。弁護士のCochranは喜んで聴衆に応え、R&Bとヒップ・ホップの最終的な融合の種を植え、環境を準備したことで信頼のあるRussell SimmonsとAndre Harrellの2人をステージに上げた。Harrellは'90年代初め、Uptown Recordsの社長を務めていたときにR&Bの再起を手がけた人物で、Mary J. Blige、Jodeci、Christopher Williamsのデビューに一役買った。SimmonsはDef Jamのブランドを背に、Run-D.M.C.、LL Cool J、Beastie Boys、Public Enemy、Slick Rickらのキャリアに貢献している。
SimmonsとHarrellは2人とも、ヒップホップとR&Bの合体は必要不可欠で、本質的にそれらの音楽はポップカルチャーと“ghetto fabulous”なる言葉と文化の出現背景にある原動力となっていると説明。記者会見の次のセクションでは、SimmonsとHarrellはSean "P. Diddy" Combs、Ron Isley、Roc-A-Fella RecordsのKareem Burke、TrackmastersのプロデュサーTone、Bishop Don Juan、George Danielsらを紹介、彼ら数名がパネリストとしてステージに加わった。
パネリストらが着席すると、ラジオ/クラブDJのFunkmaster Flexが『The Best Of Both Worlds』からの最初のシングル“Honey”と“Get This Money”の2曲を試聴提供。R. Kellyとアルバムを共同プロデュースしたToneは作品について思うことを次のように語った。「今こそまさに立ち上がり、ダンスして、パーティで腰を振る時だ。知っての通り、ポジティヴなレコードもいくつかあって、同胞愛と闘争について語っている。すべてのものを少しづつ含んでいるんだ」
最後に名誉ゲストのR. KellyとJay-Zが紹介され、席に着いた。Jay-Zは2人が組んだ経緯を次のように説明している。
「何というか、“Fiesta (Remix)”と“Not Guilty”を作って、そうこうしているうちにその2曲のシングルをどうやって出すかという話になった。ずっとあれこれ悩んでたんだけど、単なるひとつのアイデアとして“アルバムを丸ごと一緒に作れるんじゃないか”って感じになったんだ。2人ともクリエイティヴな人間だし、クリエイティヴな人間はクリエイトするだろ。R. Kellyといっしょに丸ごと1枚のアルバムを作るっていうアイデアが、どんな感じになるかやってみようってことになって、驚異的な期待となった。それで協力したんだ。そうやって動き出して、ここまでたどり着いたってわけさ」
R. Kellyは『The Best Of Both Worlds 』は、キッズ向けに作られたアルバムではないと言う。「キッズのために一緒に作ったわけじゃないんだ。だろう? ここはディズニーランドじゃないんだから」「このアルバムはディズニーランドじゃない。世の親たちはそれを分かってほしい……子供を持つ親は……自分の子をしつけて、相応しい人間に育てる。俺はそうやって自分がなすべき事をしているよ。だから、君らも自分自身のことをすべきだ」
『The Best Of Both Worlds』はBeanie Sigel、Lil' Kim、Boo & Gottiをゲストにフィーチャー。R. Kelly とJay-ZはアルバムをサポートするThe Best Of Both Worldsツアーを行なう予定。Jay-Zはツアーは長時間のワンセットになると説明している。「ワンセットでいっしょにショウをしようと思ってる。ずっと一緒って感じでさ。2セットになったりはしない。ひとつの長いセットなんだ。彼はみんなが大好きな曲を歌い、俺は自分のアルバムから俺の曲を歌う。それから2人で『The Best Of Both Worlds』の曲を演奏して、見応えのあるステージにしようと思ってるよ」
Yves Erwin Salomon, New York LAUNCH.com
記者会見の冒頭で、Jive Records社長のBarry WeissがDef Jamの社長Kevin Lilesを紹介、その後Liles社長から有名弁護士のJohnnie Cochranが紹介され、集まった人たちを驚かせた。弁護士のCochranは喜んで聴衆に応え、R&Bとヒップ・ホップの最終的な融合の種を植え、環境を準備したことで信頼のあるRussell SimmonsとAndre Harrellの2人をステージに上げた。Harrellは'90年代初め、Uptown Recordsの社長を務めていたときにR&Bの再起を手がけた人物で、Mary J. Blige、Jodeci、Christopher Williamsのデビューに一役買った。SimmonsはDef Jamのブランドを背に、Run-D.M.C.、LL Cool J、Beastie Boys、Public Enemy、Slick Rickらのキャリアに貢献している。
SimmonsとHarrellは2人とも、ヒップホップとR&Bの合体は必要不可欠で、本質的にそれらの音楽はポップカルチャーと“ghetto fabulous”なる言葉と文化の出現背景にある原動力となっていると説明。記者会見の次のセクションでは、SimmonsとHarrellはSean "P. Diddy" Combs、Ron Isley、Roc-A-Fella RecordsのKareem Burke、TrackmastersのプロデュサーTone、Bishop Don Juan、George Danielsらを紹介、彼ら数名がパネリストとしてステージに加わった。
パネリストらが着席すると、ラジオ/クラブDJのFunkmaster Flexが『The Best Of Both Worlds』からの最初のシングル“Honey”と“Get This Money”の2曲を試聴提供。R. Kellyとアルバムを共同プロデュースしたToneは作品について思うことを次のように語った。「今こそまさに立ち上がり、ダンスして、パーティで腰を振る時だ。知っての通り、ポジティヴなレコードもいくつかあって、同胞愛と闘争について語っている。すべてのものを少しづつ含んでいるんだ」
最後に名誉ゲストのR. KellyとJay-Zが紹介され、席に着いた。Jay-Zは2人が組んだ経緯を次のように説明している。
「何というか、“Fiesta (Remix)”と“Not Guilty”を作って、そうこうしているうちにその2曲のシングルをどうやって出すかという話になった。ずっとあれこれ悩んでたんだけど、単なるひとつのアイデアとして“アルバムを丸ごと一緒に作れるんじゃないか”って感じになったんだ。2人ともクリエイティヴな人間だし、クリエイティヴな人間はクリエイトするだろ。R. Kellyといっしょに丸ごと1枚のアルバムを作るっていうアイデアが、どんな感じになるかやってみようってことになって、驚異的な期待となった。それで協力したんだ。そうやって動き出して、ここまでたどり着いたってわけさ」
R. Kellyは『The Best Of Both Worlds 』は、キッズ向けに作られたアルバムではないと言う。「キッズのために一緒に作ったわけじゃないんだ。だろう? ここはディズニーランドじゃないんだから」「このアルバムはディズニーランドじゃない。世の親たちはそれを分かってほしい……子供を持つ親は……自分の子をしつけて、相応しい人間に育てる。俺はそうやって自分がなすべき事をしているよ。だから、君らも自分自身のことをすべきだ」
『The Best Of Both Worlds』はBeanie Sigel、Lil' Kim、Boo & Gottiをゲストにフィーチャー。R. Kelly とJay-ZはアルバムをサポートするThe Best Of Both Worldsツアーを行なう予定。Jay-Zはツアーは長時間のワンセットになると説明している。「ワンセットでいっしょにショウをしようと思ってる。ずっと一緒って感じでさ。2セットになったりはしない。ひとつの長いセットなんだ。彼はみんなが大好きな曲を歌い、俺は自分のアルバムから俺の曲を歌う。それから2人で『The Best Of Both Worlds』の曲を演奏して、見応えのあるステージにしようと思ってるよ」
Yves Erwin Salomon, New York LAUNCH.com
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