ナプスターが16部門で人員を削減

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ファイル交換サービス会社のNapsterは10月24日(水)、トータルで104人いる社員のうち16部門で人員を削減する計画を発表した。Napsterのチーフエグゼクティヴ、Konrad Hilbersは「選ばれた地区での会員制ベースの新サービス準備に必要な資源を強化するため、スタッフの削減に踏み切った」と語っている。削減は主に顧客サービス、ビジネス開発、管理部門で行なわれる。

Napsterは無料で楽曲を交換できるサービスを提供し、全盛時には約6000万人のユーザーを抱えていた。しかし、技術的な問題が生じたためサービスは7月以来滞っており、同社はその間、裁判所から著作権で保護された楽曲交換の提供を禁止する命令を受けた。

Napsterは現在、メンバー制を基盤とした安全なサービスへの移行を図っており、今年末に立ち上げる予定。

'99年12月に著作権侵害でNapsterを最初に訴えたのはWarner Music、EMI Group、BMG、Universal Music、Sony Musicなどのビッグレーベル。
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