ファイヴ・フォー・ファイティングがP.マッカートニー、フー、E.ジョンらと共にConcert For New York Cityに参加
それで実際、新入りのFive For Fightingの出る幕はどこにあったのだろうか? 彼らがこの歴史的イベントに参加できたのはNY市の救急医療隊員、Earl Hollandがグループに送った手紙が発端となっている。Hollandは世界貿易センターへの攻撃で命を落とした4人の同僚の葬儀を終え、帰宅途中にカーラジオから流れてくるFive For Fightingのシングル、“Superman (It's Not Easy)”を聴いた。
女優のHillary Swankは当日、Madison Square Gardenのステージからこう説明した。
「歌詞が心に染み、Earlはグループと連絡を取ろうと決めました。彼は次のように書いています。“この曲を聴くと涙があふれてきました。命を落としたレスキュー隊員たちは家族を持った普通の人々ですが、人間の命を救うために懸命な努力を続けるスーパーマンでした。なので、無理なお願いかもしれませんが、できればツアーやコンサートで、この曲を友人たちとこの世にいるすべての真のスーパーマンたちに捧げてほしいのです。彼らはきっと誇りに思うでしょう”。Earlさん、今日ここにあなたの願いが叶いました。この瞬間、あなたの思いが通じたのです」
Hollandは彼の息子Andrewを脇に連れ、観衆に向かってグループを紹介するという栄誉を得た。
「では、すべての友人と、救助に命をかけた人々へ、この歌を贈ります:Five For Fightingで、“Superman”」
Neal Weiss LAUNCH.com