U2、屋内のショウが楽しみ……か?

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今週末のロックに関するビッグニュースは、フォートローダーデルから始まるU2のElevationツアーだろう。最新作『All That You Can't Leave Behind』の中の曲からタイトルがつけられたこのツアーは、アイリッシュ4人組を'92年のZoo TVツアーの初期日程以来となる室内アリーナに引き戻した(その他のZoo TVと'97年のPopMartツアーはスタジアムや大規模な屋外会場で行なわれた)。

U2のフロントマン、Bonoはアウトドアのショウも楽しいが、今回のツアーでは『All That You Can't Leave Behind』の音楽の影響もあって、インドアに戻るとLAUNCHに語った。
「前回のツアーではおそらく、いくつかの曲がベストな状態で聴いてもらうことができず、我慢しなければならないところもあったと思う。今回はそんなことはないよ。頭上に屋根がない場所でプレイするのが好きで、単純にそんなことなんだけど、でも、もし屋内でするとんだったら、これらの曲にはもってこいだ」

すでに60日余りのツアー日程が決まっており、U2は夏の終わりの北米ツアーでスタジアム公演の日程を計画しているとの噂もあるが、今のところ詳細は発表されていない。

U2のクルーは今週初め、会場となるMiami ArenaでElevationツアーのリハーサル用ステージを組み始めた。会場の総支配人Robert Franklinは「ステージは巨大で、ダイヤモンド型に近く、側面にスクリーンが設置されている」とThe Miami Herald紙に語っている。また、ファンが入れるようにステージに向かって開かれた場所もあるとのこと。

一方で、ツアーの最初の4日間のショウにオープニングアクトとして出演を予定していたPJ Harveyは、病気のため参加できなくなった。代わりにアイリッシュカルテットのCorrsが穴を埋めて、少なくとも最初の2日間に出演することが決まっており、残りの2日分の日程に関しても出演する可能性が高い。

Gary Graff、デトロイト
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