10代の女性ヴォーカリスト・ニューカマー、その名もピンク!
10代の女性ヴォーカリストといえばBritney SpearsやChristina Aguileraの名前が筆頭に挙げられる今日このごろ、彼女たちにも引けを取らないニューカマーがいる。 その名もPink。 傑作シングル「There You Go」のヴォーカルは、どうかするとMonicaに間違われそうだが、当年20歳のこの女性シンガーは言い放つ。 「彼女たちは彼女たちなりにすばらしいけど、私のやってることはああいうのとはまったく違うわ」 「私の父親が誰かってことについて、ママが私に嘘をついたと思ってるのよ」 そう言ってにやりと笑う彼女は、どう見ても白人なのだが、人々を煙に巻いておきたいようだ。 「Eminemはすごく現実的で、何だろうと言いたいことを言うの。彼の歌を聴いてるとメロメロになっちゃう」 「あたしを家へ連れてってママに会わせるわけにいかないでしょ/ママはあたしをマトモじゃないって思うもの/あたしと××××する前に考えとけばよかったのに/好きになりそうだなんて言わないで/大好きだなんて言わないでよ/どうせあんたの頭にあるのは/あたしと××××することだけ」 「ステージに立って(絶望に沈むどこかの無力な女を演じて)『あなたがいなくなったらダメになっちゃう』なんて歌えない。いなくなってくれたほうがせいせいするわ。女の子たちは、人に頼らなくてもやっていけるんだと気づくべきよ」 当のPinkはそれを喜ぶ一方で、“男性連合”からの逆襲も覚悟している。けれど、実生活での彼女は、レコードの彼女ほどタフではないようだ。 感謝祭を楽しく過ごしたあと、あるヴォーカルグループに参加した彼女は、わずか1ヶ月後にLa Faceと契約した。レーベルの共同創始者L.A.Reid(Arista RecordsのClive Davisの後任)との対面後におこなわれたPinkのオーディションには、Aristaの社員が“50人くらい”も詰めかけたという。 我ながらよくやったという顔だ。 「いい子ぶるのはいや」と、彼女はきっぱり言う。 「あんまり慎重になりたくない。私は私よ。それで好かれようと嫌われようとかまわないわ」 by Billy Johnson Jr. |
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