ジャネット・ジャクソン、新アルバム近況

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 Janet JacksonがEddie Murphyと共演している映画『Nutty Professor II: The Klumps』は、7月28日より全米公開される。Jacksonは、最近、演技のほうに力を注いでいたが、その合間を縫って、映画の豪華ラインアップによるサウンドトラックの為に「Doesn't Really Matter」をレコーディングしている。7月11日に米国発売された、このサウンドトラックアルバムに参加しているのはJay-ZDMX、Sisqo、Foxy Brown、R. KellyBrian McKnight、Case、RedmanMethod ManMontell Jordan等。

 Jacksonは、『Nutty Professor II』でのメインキャラクター、Sherman Klumpの恋の相手Denise Gaines役に取り組んでいた以外にも、'97年の前アルバム『Velvet Rope』に次ぐアルバムの制作をミネアポリスのFlyte Tymeスタジオで始めているとLAUNCHに語ってくれた。
「まだ初期の段階だけどね」と言う。
「まだ、3曲レコーディングしただけだけど、いつも自分の人生で起こっていることを曲にしてるわ。『Velvet Rope』よりはもっと軽いものになるわね」

 アルバム『Control』より、全てのJanet Jacksonのアルバムを手がけているプロデューサーのJimmy Jam、Terry Lewisに加え、今回はRockwilder(Redman、Method Man)を起用し、彼の特徴あるヒップホップのテイストを取り入れようとしている。
 今回、新しいプロデューサーを追加することを決めた理由をJacksonがLAUNCHに説明してくれた。
「方向を変えてみたいって思うようになったの」と口を開いた。「つまり、私の全てではないって感じたの。3人だけでアルバムを作っていても、あらゆる面の全てが出てるわけではない、もっと他のことがあるはずだって。心のどこかでずっと“3人だけでやっていても私の全てを引き出せないわ”って声がしてたの。『Velvet Rope』が私の気持にある意味の決着をつけたんだと思うわ。あれが1つの形で全てを出し切った感じで、あのアルバムを作ったことで、すごく浄化されたと思う。それで、他のプロデューサーを試していってもいいだろうっていう気持になれたの」

 Jacksonによると、まだタイトル未定の新アルバムは、先に報道されていたように年末ではなく、来年初旬に発売となるということである。「年末発売に向けての明確な計画は無かったわ。来年の…来年のいつかって思ってるわ」

記:Jason Gelman、Steve Iervolino、ニューヨーク
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