【俺の楽器・私の愛機】1847「亡き父の愛機」
【YAMAHA】（北海道札幌市 つじけん 46歳）
2年前に父が他界し、遺品整理の最中にクロゼットからこのギターが出てきました。
おそらく私が産まれる前にこのギターを購入したのではないかと母は言っていましたので40年以上前のギターなのかなと思いますが、何分私が詳しくなくてこちらの価値も分からず実家から引き取って自宅に保管してあります。
父は生前、ビートルズやベンチャーズなど洋楽が好きで、職場の仲間達でバンドを組み北海道内でライブ活動をしていました。
そして日曜日はいつも決まって早朝にリビングのステレオから父が流すビートルズの曲で目が覚めたものだったと、このギターを見つけた時に一気に思い出しました。
よろしければこのギターがいつの製造のものでどのような歴史のあるものなのか教えていただけますでしょうか？ネックの根元の部分に５桁の数字が刻印されていたり謎なことが多く興味深く感じ、周囲の方に相談したもののわかる方がいなかったためこちらを勧めていただき投稿いたしました。
父がなぜこのギターを選びずっと大切にしていたのか思いを馳せ、いつの日かこれを俺の愛機にしていけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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うわー懐かしい、SG-35じゃん。SG-30の上位機種ですね。私が見る限りフルオリジナルです。なんにも手が加わっていないように見えます。1973～1974年に製造されたギターで、ここを起点に現在のSGモデルの道筋が出来上がったんですよね。ボディ材が当時ではよく見かけたNATO材で「NATOってなんだよ」と思ったものです。ハイフレットの弾きにくさ、意外と思い重量といった点もありましたけど、意外とスッキリとしたネックグリップと、頑丈で不安げのないガチッとした作りは、その後のSGにもしっかりと伝承されていったところですね。ピックアップからブリッジ、テールピース、ストラップピンひとつに至るまで汎用パーツを使わずにすべて自社設計しているという点に、YAMAHAの底力と強いこだわりが見て取れます。これはお宝ですね。（BARKS 烏丸哲也）
★皆さんの楽器を紹介させてください
「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
（1）投稿タイトル
（例）必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
（例）絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
（2）楽器名（ブランド・モデル名）
（例）トラヴィス・ビーン TB-1000
（例）自作タンバリン 手作り3号
（3）お名前 所在 年齢
（例）練習嫌いさん 静岡県 21歳
（例）山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
（4）説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード／こだわり／自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
（5）写真
※最大5枚まで