【ライブレポート】OKAMOTO'S、全国47都道府県を廻るライブハウスツアー完走。オカモトコウキが手掛けた「Song 4 You」MV公開

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2025年にデビュー15周年を迎えるOKAMOTO’Sの全国47都道府県を廻るツアー<OKAMOTO'S 15thAnniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR RETURNS>のファイナル公演が、4月6日に大阪・なんばHatchにて開催された。

◆OKAMOTO'S 画像 / 動画

バンド史上2度目8年ぶりとなる今回の47都道府県ツアーは、昨年活動休止をしていたハマ•オカモト(B)が復帰をし、4人揃ってOKAMOTO’Sのデビュー15周年をファンと祝うツアーとなった。2024年9月に開催された東京公演を皮切りに、全国を行脚し、約7カ月に渡るツアーとなったが、全47公演の開催を無事終えることができた。各地公演での熱狂ぶりは全国のファンの熱い想いを実感する出来事となった。


そして4月6日の大阪・なんばHatch、彼らのファイナルを見届けるために埋め尽くされた会場は、「ROCKY」で高く突き上げられた拳にて幕開けとなった。OKAMOTO’Sらしさ満開のロックアンセムが続く中、「Beek」ではハマ•オカモトがふと演奏を止めると、嬉しそうに「今日新しいベースを買ったんです、皆さんで初めて鳴らす音聴いてくれますか?」と購入したてのベースでソロを演奏したり、オカモトコウキ(G)がボーカルを務める「なんかホーリー」では、通称“なんホリライト”と呼ばれる、その楽曲を演奏する時にのみ登場するペンライトで会場はカラフルに照らされ、ピック替わりにギターソロを鳴らすシーンも。ロックが軸にありながらも笑いを誘うところのオンオフでみんなを楽しませるエンターテイメント性は、OKAMOTO’Sのライブの醍醐味の一つである。



そして今回のツアーでは、47都道府県全公演でオカモトショウ(Vo)が語ってきたバンドへの想いが印象的なシーンとなった。「ハマくんの休養を経て、4人でバンドを続けることが当たり前ではないことに15年やってきて初めて気づいた。このツアーは今日でこれが最後かもしれないと思って毎公演ステージに立っている」というショウのまっすぐな言葉が、OKAMOTO’Sのバンドとしての現在の決意を強く表すものとなった。メンバー、そしてファンへの感謝が描かれた「Song 4 You」や1月に出たばかりのアルバムリード楽曲となる「ありがとう」は、そんな彼らのまっすぐな思いを届けにいくというメッセージ性も含まれ、今回の47都道府県ツアーのテーマにも重なる。

アンコールでは、赤チェックのセットアップを着たメンバーがステージに現れると、会場は大きな歓声が溢れた。最後の楽曲「Beautiful Days」では最後まで会場が一体となり、ラストはオカモトレイジ(Dr)の弾けるような音の連打とともにステージは終演を迎えた。


そして、そんな47都道府県ツアーの完走を記念して、本日「Song 4 You」のミュージックビデオが公開となった。本作品はオカモトコウキが自身で手掛けた映像となっており、各地での公演の思い出が詰め込まれた極めてメモリアルな内容となった。

彼らの15周年プロジェクトはこれだけでは終わらない。6月15日には<OKAMOTO'S 15th Anniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -SPECIAL FINAL- at 日比谷野外大音楽堂>の開催を控える。4月26日からチケットが一般発売となる。ぜひ早めにゲットしてみてほしい。


ライブ情報

<OKAMOTO'S 15th Anniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -SPECIAL FINAL- at 日比谷野外大音楽堂>
日程:2025年6月15日(日)
開場 / 開演:16:30 / 17:30
会場:日比谷野外大音楽堂

・一般発売日
2025年4月26日(土)10:00~
チケット料金:¥5,500(税込)

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