【俺の楽器・私の愛機】1691「ストラトと指板と私」

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【American Performer Stratocaster】(山形県 鍋 50と1になりました)


5061420を掲載いただきありがとうこざいました。新たな一本が仲間入りしたので紹介させて下さい。

知らんがな!と言う話ですが、私の心の師匠は深紫と虹のあの方です(ロジャー・グローヴァーではない)。なので、いつかラージヘッドのストラトが欲しいと思っていたのですが、シグネチャーモデルはどうにも手が出ませんでした。理由はただ一つ、スキャロップ指板です。指板に触れないあの感覚がどうにも合わなくて。狙いが近いと思われるジャンボフレットは全く気にならないどころか寧ろ好きなのにスキャロップはダメとは…意外と繊細なのね私。

じゃあ、「弾き倒す非スキャロップと、見て楽しむシグネチャーモデルの2本買えば良いじゃねーか」と言うことなのでしょうが、どうせ買うならちゃんと使いたいんですよね。シグネチャーモデルはスキャロップの感覚が合わないが故のお蔵入りが容易に予想出来たので。

とか何とかグダグダ言いつつ、「♪ラージヘッドでジャンボフレットならすぐ買うのに~♪」とか鼻歌を歌いながら気が付けば30年経ってました。

で、見つけたら突撃あるのみです。1420はネットで発見からポチるまで10分間でしたが、これは5分間でした。

・スペックからネックの握りは予想できる
・ネット注文なので鳴りは分からんけど「鳴り?今がどうであろうと10年間で俺が育てる!!」
ってな事で全く迷わずのお迎えです。

そんなこんなの初ストラト(初シングル3発)、「拗らせてたからここまで長かったなぁ」と思いながら、Gates of Babylonを弾いとります。あと、ハムバッカーやそのコイルタップとは違うリアPUのコードの分離の良さに今更ですが驚いています。カッティング練習したくなってきた。



   ◆   ◆   ◆

「部屋とYシャツと私」ならぬ「ストラトと指板と私」。このストラトいいっすねー。リッチー・フリークが往々にしてハマるのは、各70年代ストラトへの執拗なまでに微細なスペックにこだわった収集ですが、American Performer Stratocasterで手を打つなんて、本質を捉えた大人なセレクションで完璧っす。そもそもリッチー本人も、当時の状況と使用ストラトを鑑みるに、決してヴィンテージ志向ではなく最新スペックを取り入れた最先端なストラトを求めていたわけですから、そのスピリットを継承するならば、まさにこのあたりのストラトがドンピシャ・ターゲットではないでしょうか。改めて「バビロンの城門」を観てみたら、結構派手目にフローティングされていることを発見しました。メモメモ。(BARKS 烏丸哲也)


★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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