【俺の楽器・私の愛機】1420「齢五十 吾唯足知 & 奥さんありがとう」
【Ibanez AR1FM】(山形県 鍋 50歳代突入)
506でPacificaを取り上げていただいた者です。新たな相棒を紹介させていただきたく。
学生時代貧乏で買えなかったIbanezのAR、年を取り自由に出来るお金は少し増えたものの、今ARのカタログモデルはセミホロウのヤツしか無いので記憶の奥底へ。昨年何となくネットサーフィン中に新品のこれを見つけてしまってからはどうにも気持ちを抑えられませんでした。
趣味は小遣いの中でやりくりしてて手持ちでは少し足りなかったのですが、奥さんに話をしたところ、「絶版品なの?先は長くないんだから、出逢いの機会は減る一方でしょ。チャンスは逃さないで、但し身の丈に合った範囲でね」という事で、小遣い前借りを快諾してもらいました。ネットで見つけてからポチるまで、その間僅か10分でした。
コイルタップ無いし、ピックアップのパワーも控え目、フレイムメイプルも穏やかで基本性能一本槍って感じですが、こちらも年を取りその潔さが寧ろ心地よく。少し薄いボディ由来からか、見た目に反して軽やかな高音域のキャラクターです。
何を弾き倒していこうかなと毎晩ニヤニヤしとります。あと、奥さんありがとう!!
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いや、ほんと「奥さんありがとう」の一言に尽きます。「先は長くないんだから」「出逢いの機会は減る一方」「チャンスは逃さないで」「身の丈に合った範囲で」…名言のオンパレードじゃないですか。ということで名機AR。現状はセミホロウしかないけれど、海外モデルにはあるんですよね。ソリッドが。海外の方が人気なのかな。オリジナルを開発し舶来メーカーには負けじと猛烈な開発競争が繰り広げられていた1970~1980年代が礎となり、日本製ギターへの再評価はすっかり確立したところではありますが、工業製品全般において欧米におけるメイド・イン・ジャパンへの信頼は非常に高いので、国内のほうが入手困難という逆転現象が起こっているのかもしれませんね。それにしても、出逢いを見逃してはならない…肝に銘じます。でもそれ以上に大事なのは、「吾れ唯だ足るを知る」ですけどね。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで
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「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」
※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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