マーティン・スコセッシ監督、ロビー・ロバートソンを追悼「僕の友人、アドバイザーだった」
(C)Don Dixon
映画監督のマーティン・スコセッシが、長年の友人でコラボレーターだったロビー・ロバートソンへ追悼の言葉を寄せた。
「ロビー・ロバートソンは僕の親しい友人の一人で、僕の人生と作品における不変の存在だった。常に、信頼のおける友人として、彼のもとへ向かうことができた。コラボレーター。アドバイザー。僕は彼にとっても同じであるよう努めていた」
「僕らが実際に出会うずっと前から、彼の音楽は僕の人生で中心的な役割を果たしていた。僕だけでなく、世界中の多くの人々もそうだろう。ザ・バンドの音楽、後のロビーのソロの音楽は、この大陸、その伝統、悲劇、喜びの中心の奥深いところから誕生したかのようだった。言うまでもないが、彼は巨人であり、芸術形式への彼の影響は深く、永続的だ。愛している人との時間が十分過ぎることなど決してない。僕はロビーを愛していた」
ロバートソンと同い年であるスコセッシは、ザ・バンドが1976年に米サンフランシスコで開催した解散公演を記録した『ラスト・ワルツ』を監督し、ロバートソンはスコセッシの映画『キング・オブ・コメディ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『シャッターアイランド』、新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』等の音楽に携わってきた。
Ako Suzuki
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