全米アルバム・チャート、モーガン・ウォーレンの最新作が非連続13週目の1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、カントリー・シンガー、モーガン・ウォーレンのサード『One Thing At A Time』が先週の2位から再浮上し、3週間ぶりに首位に返り咲いた。『One Thing At A Time』は3月上旬にリリースされてから12週連続で1位に輝いた後、テイラー・スウィフトの『Midnights』とStray Kidsの『★★★★★ (5-STAR)』にその座を譲っていた。
◆モーガン・ウォーレン画像
今週の全英チャートで初登場1位に輝いたナイル・ホーランの3作目のソロ・アルバム『The Show』は、アメリカでは2位にチャート・インした。ナイルのソロ・アルバムはこれまで、ファースト『Flicker』(2017年)が1位、セカンド『Heartbreak Weather』(2020年)が4位をマークしていた。
3位にはシンガー・ソングライター、ノア・カハンが昨年10月に発表したサード・アルバム『Stick Season』が、デラックス盤とヴィニール盤が発売されたことで先週の100位から急上昇し、リリース後初めてトップ10入りした。彼のキャリア史上初の全米トップ10ヒットともなった。『Stick Season』のこれまでの最高位は14位(昨年10月)だった。
今週は、いまだロング・ヒット中のモーガン・ウォーレンの前作『Dangerous: The Double Album』(2021年)が先週の11位から9位、『Midnights』が4位につけたテイラー・スウィフトの『Lover』(2019年)が12位から10位に再浮上したため、モーガンとテイラーの作品がそれぞれ2作トップ10入りしている。
Ako Suzuki
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