全英チャート、ザ・コーティナーズが15年前に発表したアルバムで初の1位

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今週の全英アルバム・チャートは、英国出身のロック・バンド、ザ・コーティナーズのファースト・アルバム『St. Jude』(2008年)が、15周年記念盤がリリースされたことで再エントリーし1位に輝いた。同作の過去の最高位は4位(2008年)。リリース後14年9ヶ月14日を経て1位を獲得したばかりか、バンドにとって初の全英No.1アルバムとなった。ザ・コーティナーズはこれまでに6枚のスタジオ・アルバムを発表しており、最新作『More. Again. Forever.』(2020年)の2位がキャリア最高位だった。

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また、オリジナルのリリースからこれだけの期間を経て1位を獲得するのは、全英チャート史上最長記録だという。

ザ・コーティナーズの登場により、先週トップだったテイラー・スウィフトの『Midnights』は2位、シザの『SOS』は2位から3位へそれぞれ1ランク・ダウンした。

今週、新作で新たにトップ10入りしたのは2作あり、英国のラッパーClavishのデビュー・ミックステープ『Rap Game Awful』が4位、スーパーグラスのフロントマン、ギャズ・クームスの4枚目のソロ・アルバム『Turn The Car Around』が6位にチャート・インした。



シングル・チャートは、マイリー・サイラスの「Flowers」が初登場で1位を獲得。2013年の「We Can't Stop」「Wrecking Ball」に次ぐ3曲目の全英No.1シングルとなった。マイリーは3月にニュー・アルバム『Endless Summer Vacation』を発表する。

2~5位は先週と変わらず、070 ShakeをフィーチャーしたRAYEの「Escapism.」が2位、シザの「Kill Bill」が3位、テイラー・スウィフトの「Anti-Hero」が4位、venbeeとgoddard.の「messy in heaven」が5位をキープし、メトロ・ブーミンがザ・ウィークエンド、21サヴェージとコラボした「Creepin'」が11位から7位に上昇して新たにトップ10入りした。メトロ・ブーミンにとって初の全英トップ10ヒットとなった。




Ako Suzuki
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