ジュリアナの祟り(a.k.a.エナツの祟り)、特典商法を真っ向から覆す「7周年・7万円・何の特典もないチケット」販売

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ジュリアナの祟り(a.k.a.エナツの祟り)が、3月11、12日に自身らの結成7周年を記念した2daysワンマンを開催した。なんと2日間ともに入場料は無料。さらに、記念日の当日である12日には7周年を記念して「7円」を来場者全員にプレゼントするバブリーっぷりを発揮した。

6周年の締めくくりである初日のワンマンは、本メンバー5人が思い思いに過去の衣装を着用し、思い出を振り返りながらライブを行い、7周年のスタートである2日目のワンマンは、サポートメンバー2人を迎えた7人体制での新たなジュリアナの祟りのパワフルなライブを魅せつけた。

新シリーズ「July and 夏をやり直そうか!ビヨンド」は、そのタイトルにちなんで過去にやり残したことや、思い入れのあるものをやり直していき、コロナ禍でうまくいかない状況が続く中、あの頃の元気な時代を取り戻していこうという企画。

ライブの合間にはVTRなども流れ、終始お客さんを楽しませる工夫が散りばめられているが、名付け親であるビートたけしさん縁の地である浅草で行う、シリーズファイナルワンマンのチケットについても発表された。

一般チケットは6月が誕生月となるボーカル蕪木の口癖「ありがとさんきゅう!」を文字って¥3,900で販売。FC限定の前方優先・グッズつきの特別チケットは、97歳となる蕪木の年齢にかけて¥10,970で販売されることがVTRで発表される。

続いて、7周年…7席限定…と煽りが入って発表されたのは、7円チケット、ではなく!7万円の高級チケット。しかも、何の特典も付かないチケットだという。これには思わずVTRのナレーションを担当するパフォーマーのネルもびっくり。リーダーで、作詞作曲、バンドのプロデュースを行う江夏に問い詰めに突撃取材を行う様子がそのまま放映された。

メンバー扮する取材陣に囲まれた江夏は、「無料ワンマンなどたくさんやってきて、もうすでに7万円以上は還元している。7万円も払って見にくるような客は、どこで見てもライブを楽しめる人だろうから前方の席でもない。特典があることは悪いとは思わないが特典のない高額チケットがあってもいいはずで、いらない人は買わなければいいので、文句は受け付けない、冗談の通じる人は是非お買い求めください。」などと語った。

最後に「本当に何ももらえないんですね?」と念を押され、「領収書はもらえます」と言い放ち闇に消えていく江夏。特典商法の是非が問われる昨今に、真っ向から挑む江夏の挑戦状。果たして奇特な7人は現れるのか?浅草公会堂でのワンマンと同様に、チケット販売の動向もチェックしてみてほしい。


ライブ情報

ジュリアナの祟りワンマン
<July and 夏をやり直そうか ビヨンド 〜第二フライデー襲撃事件 向かえ 殿の故 〜 FINAL>
2022年6月27日(月)@浅草公会堂
開場17:30開演18:30予定 ※情勢により時間が変更となる可能性がございます。

7周年スペシャルチケット ¥70,000 ※先着先行販売のみ
前方優先Sチケット   ¥10,970 ※ファンクラブ限定(オリジナルグッズ付き)
一般Aチケット  ¥3,900

チケット詳細は公式サイトをご覧ください
https://tatari.tokyo/contents/504369

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