MOTU、18IN/22OUTの人気インターフェイスがさらなる音質向上を実現「UltraLite mk5」登場

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ハーフラックサイズに18IN/22OUTの豊富な入出力を備えたオーディオインターフェイスとして人気のMOTU UltraLiteシリーズに、さらなる音質向上を実現した「UltraLite mk5」が登場。発売は4月中旬頃の予定で、現在予約受付中だ。

「UltraLite mk5」は、どこにでも持ち運べるコンパクトなスチール製ボディに多彩な入出力を装備。コンピューターベースでのレコーディングはもちろん、コンピューターを使用せずにライブでのミキシングにも対応するスタンドアローンとしての機能を持ち合わせ、スタジオやステージで活躍する。

2系統のマイク/ライン/楽器入力、6つのライン入力、10のライン出力、ヘッドホン出力、8チャンネルのオプティカル入出力、S/P DIF入出力を装備。インターフェイスまたはミキサーとして、18chの入力と22chの出力を提供し、合計40のそれぞれ独立したI/Oチャンネルを同時に提供する。オプティカル入出力はADAT I/Oとしての機能のほか、ステレオTOSLink(オプティカルS/P DIF)への切り替えにも対応する。


▲フロントパネルにはマイク/ライン/Hi-Z対応のコンボジャック×2とヘッドホン出力、OLEDディスプレイを搭載。各マイク入力に対して個別のプリアンプ・ゲイン設定と48Vファンタム電源の設定が可能。ヘッドホンも独立したボリュームコントロールを備える。

▲リアパネルにはMIDI入出力、S/P DIFとオプティカル入出力、10系統のライン出力、6系統のライン入力を用意。内部ミキサーにはPCからの出力をキャプチャするループバックチャンネルも装備。

mk4以前のUltraLiteよりもさらにグレードの高いESS SABRE DACを採用したことにより、より広いダイナミックレンジと高い性能の音響スペックを実現。明瞭なアナログ・サウンドを、定評のあるMOTUドライバーにより低レイテンシーで提供する。サンプルレートは最大192kHzに対応する。

マイク/ライン/Hi-Zに対応する2系統のXLR/TRSコンボ入力を備えたフロントパネルには、高解像度OLEDディスプレイを搭載し、すべてのアナログI/Oシグナルを高精度メータリング。各マイク入力に対して個別のプリアンプ・ゲイン設定と48Vファンタム電源の設定が可能だ。

コンピューターとの接続にはUSB-C(2.0/3.0互換)インターフェイスを採用。変換アダプタ使用でUSBタイプA端子にも接続可能だ。USBクラスコンプライアントに対応し、Mac環境ではドライバー不要で使用可能。iOSデバイスにも対応する。

また、MOTUインターフェイスの操作に対応するアプリケーション「CueMix」は新たに「CueMix 5」として生まれ変わった。PC/Macはもちろん、iOSなどのデバイスによるワイヤレス操作、内蔵DSP処理によるプロセッシング・エフェクトを備え、柔軟で高品質のミキシング操作が可能となっている。

購入後すぐに音楽制作が始められるソフトウェアも用意。MOTUのDAWソフト「Performer Lite」に加え、アコースティックピアノ、エレクトリックピアノ、ギター、ベース、ドラム、オルガンシンセ、オーケストラ楽器、合唱団、世界中のトラディショナルな楽器など100種類のバーチャル音源、6GBの無料ループとサンプルパックライブラリのライセンスが付属する。

製品情報

◆UltraLite mk5
価格:オープン(市場想定価格 77,000円 税別)
発売日:2021年4月中旬頃
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