ジャスティン・ビーバー、グラミー候補もR&Bではなくポップ部門だったことに失望

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Photo by Mike Rosenthal

2021年1月終わりに開催される第63回グラミー賞で、ポップ・カテゴリーの3部門で候補に挙がったジャスティン・ビーバーが、自身の作品がR&Bではなくポップと分類されたことに納得がいかず、グラミー賞主催者へ宛てたオープンレターをインスタグラムに掲載した。

◆ジャスティン・ビーバー画像

ジャスティンは今年、「Yummy」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス、クエイヴォをフィーチャーした「Intentions」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス、『Changes』で最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム、さらにダン+シェイとコラボした「10,000 Hours」が最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンスの候補に挙がった。

ジャスティンは、11月24日に第63回グラミー賞の候補が発表されるとすぐ、「有難く思っていないんだとは勘違いしないで。ただ、僕の想いを伝えておきたい」と断った上、「グラミーへ(To the Grammys)」と始まる声明を投稿した。

「僕の芸術性が認識、評価されたことを嬉しく思う。僕は自分の音楽に対し細かいことにこだわっているし、すごく意識している。要するに、僕はR&Bアルバムを作ろうとした。ChangesはR&Bアルバムだった/なんだ。R&Bアルバムと認識されていないのは、僕にはとても奇妙だ。僕はR&Bミュージックを称賛しながら育ち、あのサウンドを生かした作品を作りたいって思ってきた」

ポップ・ミュージックも大好きだが、今回はポップ・アルバムを作ろうとしたわけではなく、コード、メロディ、ヴォーカル・スタイル、ヒップホップ・ドラムなど、『Changes』のサウンドを考慮すると、R&Bカテゴリーに入らなかったのは納得がいかないという。

ただ、自分の作品が評価されたと有難く思っていることに変わりはなく、何であれノミネートされたのは光栄だと、手紙を締めくくっている。

ジャスティンが望んでいたであろう最優秀R&Bアルバム部門には、ジョン・レジェンドの『Bigger Love』、グレゴリー・ポーターの『All Rise』、Ant Clemonsの『Happy 2 Be Here』、Giveonの『TAKE TIME』、Luke Jamesの『to feel love/d』がノミネートされた。

Ako Suzuki



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