全米アルバム・チャート、AC/DCの『POWER UP』が初登場1位

ポスト
Photo: Josh Cheuse

今週の全米アルバム・チャートは、AC/DCの6年ぶりの新作『POWER UP』が初登場で1位を獲得した。1981年リリースの8枚目のスタジオ・アルバム『For Those About To Rock (We Salute You)(悪魔の招待状)』、『Black Ice』(2008年)に次ぐ3作目の全米No.1アルバムとなった。11万7,000ユニットを売り上げ、現時点、ロック・アルバムでは2020年最大のウィークリー・セールスをマークした。

『POWER UP』は本国オーストラリア、英国、フランス、ノルウェー、スウェーデンなどでも1位に輝いている。

今週はトップ3が新作で占められ、2位にはフューチャーとリル・ウージー・ヴァートのコラボレーション・アルバム『Pluto x Baby Pluto』が、3位にカントリー・シンガー、クリス・ステイプルトンの3年ぶりの新作『Starting Over』がチャート・インした。

今週はこのほか、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインがサプライズ・リリースしたミックステープ『Until I Return』が10位に初登場している。

また、1981年にリリースされたクイーンのベスト盤『Greatest Hits』が、世界最大級の総合スーパーマーケット・チェーン、ウォルマートがヴィニール盤のセールを行ったことにより先週の36位から8位に浮上し、リリース後39年を経て初めて全米トップ10入りした。これまでは11位が最高位だった。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報