レッド・ツェッペリン、「天国への階段」訴訟がようやく終了
レッド・ツェッペリンの「Stairway To Heaven(天国への階段)」の著作権をめぐる訴訟がようやく終了したようだ。
レッド・ツェッペリンは2014年、「Stairway To Heaven」(1971年)のイントロがアメリカのバンド、スピリットが1968年に発表した楽曲「Taurus」に似ていると訴えられた。2016年6月アメリカの陪審裁判で、本質的な類似点はなく、盗作にはあたらないとの判決が下されたが、スピリットのギタリストで「Taurus」の作者である故ランディ・ウルフの遺産管財人Michael Skidmore氏はこれを不服とし、翌月、第9巡回区控訴裁判所(United States Court of Appeals for the Ninth Circuit)に上訴を申し立て、2018年に裁判のやり直しが認められていた。
しかしながら、最高裁判所は月曜日(10月5日)、この訴訟の審理を拒否すると表明したという。これで事実上、原告敗訴が確定し、「Stairways To Heaven」をめぐる長きにわたる闘いに終止符が打たれたことになる。
2016年に開かれた陪審裁判では、レッド・ツェッペリンのメンバー3人──ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズが証言台に立った。
Ako Suzuki
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