SPOON、Matador Recordsによる過去作コンプリート・リイシュー・シリーズ「Slay On Cue」始動
ベックやケイジ・ザ・エレファントとも共鳴し、USオルタナティヴ・シーンで25年にわたって第一線で 活躍する孤高のモダン・ロック・バンド、SPOON。
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彼らのデビューアルバム『Telephono』 (1996)と同年にリリースされたEP「Soft Effects」から7thアルバム『Transference』(2010)までの8作品の3ヵ月連続リイシュー・シリーズ「Slay On Cue」を始動する。今回のリイシュー企画発表に合わせて、オリジナルの8mmフィルムから現像された『Kill The Moonlight』収録の「Small Stakes」のMVが復刻&リマスターされて公開された。
リイシュー企画「Slay On Cue」第1弾は1996年にリリースされたデビューアルバム『Telephono』とEP「Soft Effects」で、CDとLPは7月24日に発売される。両作品のヴァイナルは発表された1996年 以来廃盤となっていたが、今回初めてオリジナル・マスター音源を使ってのリイシューとなる。
第2弾としては各メディアから絶賛され、スプーンがバンドとしてのキャリアを確固たるものとした重要作品『A Series Of Sneaks』(1998)、『Girls Can Tell』(2001)、『Kill The Moonlight』(2002)の3作品が8月14日に再発される。
第3弾は米辛口音楽メディアPitchforkから「思わず息を呑むほど素晴らしい楽曲」として絶賛されたシングル「I Turn My Camera On」などを収録した『Gimme Fiction』(2005)、インディー部門全米チャートで堂々の1位を獲得した『Ga Ga Ga Ga Ga』(2007)、全米チャート初登場第4位となり、Rolling Stoneのその年のベストアルバムにも選出された名盤『Transference』(2010)の3作品。第3弾のリイシューは9月11日に発売される。
1989年に創立されて以来、USインディー・シーンを支え続けているレーベルMatador。ソニック・ユースやモグワイ、ベル・アンド・セバスチャン、ヨ・ラ・テンゴ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、スプーンなど数々のアーティストを輩出してきたほか、日本のギターウルフ、コーネリアス、ピチカート・ファイヴなどの作品もリリースしている。近年ではジュリアン・ベイカーやスネイル・メイルなど注目の若手アーティストの作品も次々と発表している。そんなMatadorの日本初公式レーベル・ロゴグッズの販売を開始することが決定した。今回のグッズは日本限定販売となっており、2色の刺繍ロゴ・キャップ、ロゴ・トートバッグが発売される。本日よりBEATINKオフィシャルサイトにて予約受付開始(締切は7月31日まで)。商品のお届けは8月24日以降となる。BEATINK.COMにて行われていた送料無料キャンペーンも好評につき延長決定、キャンペーン期間中は全品送料無料となる(海外・北海道・沖縄・離島の代引決済を除く)。
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