【インタビュー】WANDS、第二弾シングルに王道感と新境地「もう一度やる意味があるなって」

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■上原が歌うと急激に説得力が出る
■“WANDSだな”って

──曲の後半の柴崎さんのギターソロは伸びやかで開放感があるので、歌詞の世界とリンクさせたのかなと思いましたが、どんなイメージで弾かれたんでしょうか?

柴崎:難しい質問ですね。

上原:はははは。

──晴れた空の下を2人が歩いていく映像が浮かぶソロだと感じたんです。

柴崎:ライターの方からはいつもイマジネイティヴなことをおっしゃっていただけるんですが、自然というか、曲を気持ちよく終わらせるイメージで弾いたら、メロディックなギターソロになったという感じで。たぶん歌詞を書く人もメロディやサウンドに触発されることが多いと思うんですが、自分も歌詞をじっくり読んで“こういう感じのギターを弾こう”っていうより、音の雰囲気に合わせることが多いですね。

▲柴崎浩(G) / <スペシャルライブイベント>2月16日@東京・渋谷eggman

──そこが音楽のマジックかもしれないですね。

柴崎:そういう面はあるかもしれないですね。メンバーみんながなんとなく共通の世界観を見ているというか。

上原:僕自身、ギターを弾くんですけど、“さすがだ……すごい”って。

柴崎:ははははは。

上原:柴崎さんのギターを聴くたびに自分は、ギターを弾く気力が失われていきますね(笑)。

柴崎:いや、上原はギターが上手いんですよ。

上原:いやいやいや。

──以前のインタビューで「ギターサウンドがWANDSっぽさの一要因ではあったのかなとも思っています」とおっしゃられていましたが、現在の柴崎さんのサウンドメイクはWANDSというイメージを意識してのものなんでしょうか? それとも個人的に今いちばん出したい“良い音”なんでしょうか?

柴崎:後者です、WANDSに寄せているわけではなく。むしろサポートでギターを弾くときのほうが音を合わせにいったりしますね。WANDSでは自分が好きな音を出して弾けばいいんじゃないかと感じています。

──では、柴崎さんが上原さんのボーカルを聴いた感想は?

柴崎:泣きメロが合うとは思っていたけど、仮歌を聴いたときには“キタな”と思いましたね。

上原:ははは。

柴崎:デモでは僕がデタラメ英語で仮歌をうたっているんですけど、上原が歌うと急激に説得力が出るというか、“WANDSだな”って感じましたね。

上原:やー、よかったぁ(恐縮)!


▲“君の体温とともに”SPECIALフォトカード(上写真)/“だきたか”マグカップ(下写真)

──タイトル「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」はどちらが命名したんでしょうか?

上原:タイトルに関しては、もともと違うタイトルをつけていたんですが、長戸プロデューサーが「サビのこの言葉がタイトルにいいね」っておっしゃったことが決め手となりましたね。

──タイトルにちなんで、封入特典の“「君の体温と共に」SPECIALフォトカード”やキャンペーン用ノベルティーグッズ「WANDSオリジナル“だきたか”マグカップ」が生まれたんですよね。

上原:はい(笑)、マグカップはスタッフの方々に頑張っていただいたアイディア商品です。

柴崎:あったかい飲み物を入れるとデザインが変わるんだよね。

上原:そうですね。

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