エイジアン・ダブ・ファウンデイション、最新作『Access Denied』が 5月29日に世界最速日本先行リリース決定

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痛烈な社会風刺や、ブレる事の無い政治的メッセージ、幅広い音楽をクロスオーバーさせた無国籍なサウンド、そして<フジロック>や世界中の名立たるフェスでの伝説的ライブパフォーマンスで知られるエイジアン・ダブ・ファウンデイションが、最新アルバム『Access Denied』を5月29日に世界最速で日本先行リリースすることが決定した。さらにエイドリアン・シャーウッドのスタジオ“On-U Sound Studios”でレコーディングされたDJ Pandit-Gによる1時間の「Isolation Mix」が公開された。


また、現在アルバムからは「Can't Pay, Won't Pay」と「Stealing the Future」の2曲が公開されている。



90年代初頭、イースト・ロンドンで行われたワークショップをきっかけに彼らの物語はスタートした。その特異なサウンドには、移民コミュニティー出身のメンバーの実体験が大きな影響をもたらしている。ジャングルのリズム、ダブのベースライン、彼らの南アジアのルーツを参照したギターサウンド、そして闘争心むき出しなハイスピードラップ、それらを掛け合わせることによって創り出される唯一無二なサウンドによって、今もなお彼らは世界最高峰のライブバンドとして君臨しているエイジアン・ダブ・ファウンデイション。

90年代半ば、フランスにおいてライブパフォーマンスが評判を呼ぶと、勢いを失いつつあったブリットポップに対するオルタナティブな存在として人気を確立してきた彼らは、長いキャリアを通してレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ビースティー・ボーイズ、プライマル・スクリームとステージを共にし、レディオヘッド、イギー・ポップ、チャックDといったレジェンドともコラボレーションを行ってきた。

今作『Access Denied』ではタフなジャングル・パンクのサウンドを奏でた『Stealing The Future』や『Mindlock』からメディテーショナルなオーケストラサウンドが詰まった『Realignment』、そしてレゲエに至るまで様々な要素が詰まった作品で、今までで最も妥協のない作品が完成した。アルバムにはパレスチナのヨルダンのエレクトロニックミュージックグループの47Soul、チリの人気ラッパーであるアナ・ティジュなどが参加、さらにはグレタ・トゥーンベリの演説までサンプリングされており、常に政治的メッセージを出してきた彼らが今まで以上に強く、そして激しいステートメントを掲げている。

なお、エイジアン・ダブ・ファウンデイション待望の最新作『Access Denied』は日本先行で5月29日リリースされ、ボーナストラックが収録、さらに歌詞対訳と解説が封入される。輸入盤CD/LPは9月18日にリリースされる。


『Access Denied』

2020年5月29日(金)リリース
BEAT RECORDS / ADF Communications
国内盤CD BRC-641 ¥2,200+税
歌詞対訳・解説書付き/ボーナストラック追加収録

■TRACKLISTING
01. Can't Pay Won't Pay
02. Stealing the Future
03. Frontline
04. Access Denied
05. Realignment
06. Comin' Over Here (feat. Stewart Lee)
07. Human 47 (feat. 47 Soul)
08. Mindlock
09. Swarm
10. Lost in the Shadows
11. Youthquake Part 1, Greta Speaks
12. New Alignment
13. Frontline Santiago (feat. Ana Tijoux)
14. Smash and Grab the Future (feat. Dub FX)
15. Under His Eye (Bonus Track for Japan)

◆BEATINK オフィシャルサイト
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