キッス、A・フレーリー&B・キューリックと共演

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キッスが水曜日(10月31日)、彼ら主催のクルーズ・フェスティバル<Kiss Kruise>初日に行なったライブで、元バンド・メイトのエース・フレーリー、ブルース・キューリックと共演した。

◆<Kiss Kruise>画像

まずはショウ半ば、キューリックが登場し、「Domino」「Hide Your Heart」のパフォーマンスに参加。その後、エース・フレーリーがステージに上がり、キッス、キューリックと共にザ・ローリング・ストーンズのカバー「2000 Man」をはじめ、フレーリーのソロ・デビュー・アルバム(1978年)に収録されたRuss Ballard作の「New York Groove」、キッスの「Nothin’ To Lose」「Rock And Roll All Nite」をプレイしたという。

ポール・スタンレーは、エース登場前に、「人生は偶然でいっぱいだ。ブルース・キューリックがこの船に居合わせてる。それに、誰かがこう言ってたよ。“ほかに誰が乗船してるか知ってる?”って。エース・フレーリーだ! だから、彼も呼ぼうじゃないか」と、話した。

また、「New York Groove」プレイ後、フレーリーが「これは凄い…本当に素晴らしい。俺を招待してくれて、ありがとう」と口にすると、スタンレーは「ちょっと待て、エース。俺らがいなかったら、これはできなかった。俺らが始めたんだ。だから、この場にいてくれてありがとう」と返す心温まる一幕もあった。

キッスは計16曲パフォーマンスしたうち半分近くの6曲が元メンバーたちとのリユニオン・セットになった。キッスがライブで「Domino」をプレイするのは1995年以来だった。

初日はアコースティック・ライブで、メンバーはメイキャップなしでプレイした。フレーリーとキューリックはその後、それぞれのバンドとパフォーマンスしている。




10月31日にマイアミから出港した<Kiss Kruise>は、11月4日まで船上で様々なイベントが開かれ、5日に戻る。

Ako Suzuki
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