メタリカ「あと20~25年はやり続けたい」

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今年で結成から37年、デビュー35周年を迎えたメタリカは、あと20~25年はやり続けたいと考えているそうだ。

◆メタリカ画像

12月に55歳の誕生日を迎えるラーズ・ウルリッヒ(Ds)は、アメリカのラジオ局93.3 WMMR Rocks!のインタビューで、「(バンド結成時)1981年の自分にアドバイスを送るとしたら?」との質問にこう答えた。

「たくさんの人がリタイアしつつあるが、俺らはすごくエネルギーに溢れ、活気を取り戻してる。俺らは長いことやり続けたいんだ。あと20,25年やれればって願ってる。どんなものになっているのかは、わからない。どんなサウンドになっているのかもわからない。でも、俺らの頭の中にあるのはそれだ。だから、俺らはリタイアなんか考えちゃいない。その反対だと思う。だから、なにか(アドバイス)言うとしたら、俺らにとってはやること全てが長期に渡るってことだな。17の頃は、5分先のことしか考えていなかった。“次のビールはどこだ?”とかさ。そこがいまのメンタリティとの違いだな」

ラーズは、最近、オーディエンスのタイプが変わり、ファンが拡大しつつあることを実感しているそうだ。「俺が覚えている限り、俺らの公演にこんなにたくさんの若い子たちがいたことはない。オーディエンスの半分が20歳以下だ。それに、男女比が半々のような気がする。20,30年前にはそんなことなかった。それに俺らのショウに来る人達の半分は、初めてメタリカを観るんだ」

現在、北米ツアー中(2019年3月まで)のメタリカは、2019年5~8月ヨーロッパ・ツアーを開催することを発表。2016年2月に始まった<WorldWired>ツアーは4年目に突入する。

Ako Suzuki
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