【インタビュー】辻仁成は、何を考え、何を見据え、何処に行くのか?
辻仁成の新作が7月31日に発売となる。『命の詩』と名付けられた6曲入りのニューアルバムだ。
◆辻仁成画像
ここで彼が紡いでいる言葉は、心の脈動のまま叫ぶように謳う“詩の朗読”だ。語り、歌い、吼える言葉が自然にリズムとメロディを携え、いつしか音楽となり、6曲が集まってひとつの作品になったようにも見える。むしろ、歌をうたうように詩を読み言葉を紡ぐその行為は、作曲未然の原始的な初期衝動なのかもしれない。身体から湧きいずるプリミティブな脈動を、そのままの鮮度でパッケージングした『命の詩』は、原石のような情動を音に変換してみせたシンプルで簡素な辻仁成の表現作品と言えそうだ。
文筆家、映画監督、ウェブサイトの編集長、そして音楽家と様々なざまざまなプラットフォームで熱量溢れる創作活動を続ける辻仁成は、何を考え、何を見据え、そしてどこに行こうとしているのか?枯渇を見せない表現欲求の源に秘密はあるのか?
──なんでしょう、この尋常じゃないエネルギー感は。
辻仁成:アルバムは全体通してあんな感じです。発売は7月31日。7月31日までツアーがあるので、会場で先行発売して31日からAmazonとかでも売りだそうかなと。
──表現欲求が止まらない?
辻仁成:そうですね。最近になって「普通じゃないな」とは思ってるんだけど(笑)。
──自覚はあるんですね(笑)。
辻仁成:自覚はある。周りから「普通じゃないよね」ってすごい言われてて。ちょうど集英社から『父 Mon Pere』という本が出て、同時に映画『TOKYOデシベル』が公開中で、なんだかんだ一年半がかりでアルバム『命の詩』も完成させました。
──それぞれ同時並行で進んでいる。
辻仁成:そうです。他にも演劇の準備をして、秋に出る本も書き終わっていますから。ツアーも30年以上続けているしね。大がかりなコンサートをやろうとかヒットチャートを狙おうとかそういう思いはなくて、普通に自分の音楽を待ってくれている人や新しい人に向けたものですね。昔ながらのファンもいますが、本を読んだ人とか映画を観た人がクロスオーバーしていくので面白いことに若い人も増えているんです。年齢層がほんと広くて、自分ではすごく面白いと思っているんだけど。
──自分の身の回りの動きも、見ていると面白いですか?
辻仁成:本を書いたり、音楽やったり、映画を撮ったりしているけど、全部今もなお続けてるんですよ。それぞれの業界で「いろいろやりすぎる」と批判され続けてきたんだけど、四半世紀も続けてれば、いつか認めてくれるんじゃない?
──まだ認められた感覚がないんですか?
辻仁成:自分の中では「新人でいたい」っていう気持ちがあるんだよね。「まだ自分は世界で発見されていない」っていうのがテーマでもあって。
──まだ自分の全部を出し切ってないということ?
辻仁成:そういうこともあるし、アマチュアイズムが大好きなんですよ。時々大学の先生なんかもやるんだけど「先生って呼ばないで」って生徒達に言っているから。
──それは、めんどくさいな(笑)。
辻仁成:教育者としての自覚はほぼない、“先生”って生徒に呼ばせないんです。絶対に(笑)。でも文学の話だったり、生きることだったり、物を作るという表現は「こういう風にできるよ」って教えるのは好き。自分の身の丈の中で、生徒たちと話すのはもう10年やってるけど、コンサートみたいな感じがする。「こんな人間もいるんだから、決めつけるな」という話をするんだよ。「今はもう音楽はやってないですよね?」とか言われるんだけど、いやいやオレずっとやってるんだよなあ…CDも出してるし(笑)。派手な活動はしていないけど、いろいろ楽しみながらもやっているよ。
──全く枯れていないですね。
辻仁成:面白いからね。そういう生き物なんじゃないかな。もし戦時下の独裁軍事国家で脅されているとしても、地下で書いて出版しているタイプだと思うな(笑)。
──辻仁成の一番最初のキャリアは、バンド(エコーズ)ですが、その時点で今の自分をイメージできていましたか?
辻仁成:できていました。中学校の頃は作家になりたかったし。詩を書いていたけど、俺たちはロックの時代だったから、自然に詞に音楽が乗っていった。今では又吉さんが賞を獲ったりミュージシャンが本を書いたりするのも普通のことで、誰が本を書こうが誰も何も言わないけど、あの頃は大変だったな(笑)。
──ミュージシャンが音楽以外のことに手を出すのはご法度な時代でしたね。
辻仁成:いまではAmazonで自費出版もできるし、誰もが書けるし誰もが歌える。権利意識も変わったよね。そういうのをずっと見てきたけど、音楽と文学と映画という“自分の表現は続けよう”と思う気持ちは今も変わらないですね。演出と小説とロックですけど。
──音楽を作ることと文を書くことは隣同士にあるものですか?
辻仁成:僕は半年前にDesign Stories Inc.という会社を立ち上げて、デザインストーリーズというウェブマガジンで編集長もやっているんです。これもまだ新人だから、どんどんやってる。なんていうかな…過去にすがって“オレはすごいんだぞ”って言えるほど、まだ達成してないからね。でも、自分の中ではコツコツ継続してきた。
──エネルギッシュだなあ。
辻仁成:(ザ・ローリング・)ストーンズの「Paint It Black」を聴いて「こういう感じを目指そう」とか考えたりするんだよね(笑)。バカなんですかね。
──ははは(笑)
辻仁成:バカなんだけど意志は硬いから、全部失ってもそこに行くぞっていう生き方かな。
──今の時代、“バカ”は素敵なキーワードだとも思いますが。
辻仁成:ロッカーだからね(笑)。作家デビュー当時、文壇の先生たちから何だかんだ言われるわけよ「おまえはミュージシャンで…」とかね。ロッカーで何が悪いんよ?って腹の中でずっと思ってたよ。
──「ミュージシャン風情が何言ってんの?」みたいな批評/風評でしょう?
辻仁成:そう。何賞獲ってんの?何偉そうなこと言ってんの?文学の何がわかるの?とか。さすがに今はそういうことを言う人はいないけど、最初の頃は偉い先生たちからいーっぱい言われたわけ。
──ミュージシャンのくせにってね。
辻仁成:そう。すごく腹立って「オレは絶対残るからな、絶対に」って思った。でも俺もロッカーと言っても、いろんなことやってロックの王道を歩いてきてはいないから、ロック界からも文学界からもずっと外様なんですよね。いろんなことをやるから「あいつ、何でもありだな」「何やってんの?」って(笑)。でもそれも60歳近くまで続けるとそれなりの先駆者なわけよ。だから「だったらやってみてくださいよ、先生」って言いたくなる。そういう意味でも、先生って呼ばれるのはイヤなんですよ。そもそも先生じゃないし。
──まだ新人スピリッツにあふれてますね。
辻仁成:オレにいいところがあるとすれば、いつまでも新人でいようとするところじゃないですかね。60歳にもなりゃ文学協会とか文学賞の選考委員とかあると思うんだけど、そういう偉い感じになるのがイヤなんですよね。
──あわせて、ビジネスとかマネタイズにも興味がなさそうで。
辻仁成:だめですね。本が100万部を超えた頃、ずっと恋愛の本を書いていれば、テレビ界では今頃先生って呼ばれていられたと思うけど、そういう金目が出てくると全部断ってきたからなぁ。「ZOO」みたいなヒット曲の依頼をされても、書けなくもないと思うけど、あれを新たにやりたいとは思わない。基本的にビジネスは下手です。マネタイズも下手。大きい事務所にも入らなかったんで。テレビ出演の窓口だけはタイタンがやってくれているけど(笑)。
──欲がない?
辻仁成:これだけいろんなことをやってると、まったくお金がないわけでもないし、作品の数もあるから普通に生活できるものは回ってくる。デザインストーリーズも広告を入れないから収入は何もないけど、だからこそ自由なことできるわけでね、僕は、賛同してくれる企業から条件なしのサポートを受けるメセナ(芸術・文化の援護活動)機構にしたいんですよ。文芸京都やパリの文化会館が後援してくれたりすることで信用が高まり文化として動いていく。記者たちも、そういうことを理解してくれる世界中の人が書いてくれているんです。
──理想的な取り組みですね。
辻仁成:誰もやらないことをやりたいんです。お金はあとでついてくる。お金を持っている人はたくさんいるけど、コンテンツをきちんと持ってる人は少ない。僕は全部コンテンツなんですよ。
──だから多忙なんですね。
辻仁成:嗅覚として面白いものはやるし、お金がよくてもやらないものはやらない。マネージャーもいないから全て自分で動いて自分で決めます。昨日はシャネルの社長と対談したんだけど、ココシャネルの話も面白いし、向こうも辻と会えることを嬉しいと言ってくれた。僕は変わっているから嫌っている人もいっぱいいるけど、面白がってくれる人もいっぱいいる。意外とロックな人たちのほうが話ができるし、自分もやっぱりロッカーで良かったと思うよ。何でもありだし、ロックは歌ってれば最後なんとかなるし、歌って死にゃいいかってね。
──でもミュージシャンは生きにくい時代になってしまいましたよね。
辻仁成:オレは戦時下でも本は書くし、地下で歌っているし、ものを作ることが好きでしょうがないから、映画のこと考えたり、舞台やったりするわけ。何かを作ることしかできない人間で、金儲けをプロフェッショナルにできる人間じゃないんです。だから、そういう人たちと組めばいいことがわかったの。自分に足りないのは、ビジネスを考えてくれる人だって。「あんたそのままだったら滅びるよ」って言われて(笑)、やっと最近、集まってくれた人たちがなんとなく僕を支えてくれている感じですかね。
──なるほど。コンテンツ力…というか人間力ですね。
辻仁成:僕はね、お金がなくなったから頑張りましょうってなったら、それなりにやれるまったく根拠のない自信はある。自信とはいえないかもしれない。根拠がないから面倒くさい。どんなことをしても食っていける気がしているだけ。でも、自分の魂だけは売り飛ばさない。ぜったい売らない。
──一番の興味対象は“人”ですか? もともと人が好き?
辻仁成:人は怖いですよね。人は怖いなって思う。これだけ生きてると、いいねって言ったやつと仲悪くなったりするじゃないですか。海千山千っていうか、それぞれの立場で仕事しているから、自分が病気になったときに本当に誰が助けてくれるかわからない。いろんな裏切りにも遭うし。じゃあそんなに人間って信じられないか?っていうと、本当に苦しい時こそ人間の優しさって感じるよね。こんな世界だけど、移民を助けようとしている人達もいるし、バルセロナでは移民を受け入れようっていう100万人規模の運動が起こっている。この時代に逆流するような力が生まれるのも、人間の力じゃない? この100万人には涙が出そうな感じがする。あちこちでテロがあり、殺し合ったりいがみあったり睨みあったりしている世界で、息子に対して「未来は素晴らしい」とはっきり言えない最悪な時代になっちゃった。でも、いいものはあるでしょう?それを、僕の音楽で、小説で、表現方法で伝えたいんです。「まだまだ希望はあるぞ」「希望を回復できるんじゃないか」って。世界の全部が悪いわけじゃない…アートやエンターテイメント、文学/音楽の力でできるって信じてるのよ。
──わかります。
辻仁成:だからバカなのよ。金儲けだけの人とは僕は友達にはならない。匂いで分かるんで。逆にそういうポリシーを持っていれば、貧乏人だろうが億万長者だろうがオレはたぶん普通に仲良くできる。僕自身、音楽好きじゃなかったらこんなに続けてないと思うよね。そもそも音楽なんて金にならないし(笑)。
──そうですよね。
辻仁成:興業を人に任せると、結局経費がかかってお金は入ってこないし、間にいる人たちで揉めるしで、だったら一人でやってればいいと思う。もう来年で還暦だけど、自分が生きている間は、走りきってやろうってだけでね(笑)、未だに突っ張ってるんですよ。まだロッカーで良かったなって思います。不可能なことは人生にはないかな。
──根っこの部分では、理由なき自信があるのでしょうか。
辻仁成:正直に白状するなら、僕は自信がないです。「自信がない」っていうことは「自分をよく知っている」ってことなんです。「自信がある」っていう人は気をつけなきゃいけない。自分がわかってるから自己嫌悪になるのであって、わからない人たちはうぬぼれちゃう。ともすれば「自信過剰」とか「自己中」っぽく見えるけど、びびってるからこそ前へ進んでいるんだと思います。
──なるほど。
辻仁成:映画なんて、すごいお金を使うからいろんな挫折感を味わうんですよ。賞は獲れないし、興行が当たらないから自分なりに落ち込むけど、たった一人の観客が「素晴らしかった」と言って拍手してくれればそれで嬉しい。俺の本を読んで「すごい」って思ってくれたとわかれば、じゃあもう1本やろうって気持ちになる。いつかできなくなる…という気持ちもどこかあってね、もう次はないかもと思うけど映画も9本できた。とにかく続けることしかないんじゃないかな。
──猛進しながらも、平常心を保つことは意識されますか?
辻仁成:特には意識してないですけど、小説を書くときは1日15時間が普通です。その上でデザインズストーリーズのリライトを毎日やっているから、身体は拘束されて肉体は落ちていくと思うんだけど、そこで救われているのは音楽活動なんだと思います。ライブで2時間半歌うってエネルギーないとできないから、映画監督とロックミュージシャンとすごい小説家は、死ぬまでパワフルですよね。僕はその3つをやっているから、この1秒だって気を抜いていない。これはロックンロールに近いと思う。映画をやるときも“自分はロッカーだ”って思う気持ちが後ろで支えているよね。
──やっぱり本質はロックなんだ。
辻仁成:「辻なんかロッカーじゃないよね」って言う人もいるかもしれないけど、オレの生き方はロック。あんたたちにとやかく言われることじゃないし、オレみたいな人生を歩んでいる人は誰もいないよね(笑)。抵抗できる力を持ちあわせていないからマスコミにはやられるけど、別に個人的にはやられてるつもりはないからね。BARKSみたいなところは分かってくれるよね。要は新聞組織も大手プロダクションも芸能界も政治団体も宗教も関係ない、まるで個人だからね。新作の『命の詩』なんてオレそのものだから。
──『命の詩』にみなぎるエネルギー感がすごい。
辻仁成:最近はまわりに若い子たちが増えてきたな。友達も30代、20代の人たちがたくさんいて、みんな面白がってくれるの。そういう子たちがライブを観に来てくれて、感動して、本も買ってくれるようになる。僕も若い頃は何も分かっていなかったけど、死ぬまで表現したいんだっていう欲求は今も変わらない。
──何を表現するのでしょう。
辻仁成:オレのテーマに“人間とはなんぞや”みたいなものがあってね、人の目を見れば大体わかるんですよ。出会い方によっては敵だったかもしれないけど、“この人がいたおかげで今のオレがある”みたいな人、いるよね。長い付き合いの人もいれば、そうじゃない人もいるけど、それでも面白かったというもの。僕が一番嫌いな言葉は「どうせ」って言葉なの。「どうせ俺たち死ぬんだから」とかね。「どうせ」じゃなくて「ならば」にしようよって思う。「ならば」こそ、地球上に必要な言葉なんじゃないかな。「どうせ…」って諦めるよりも「ならば生きよう」って。息子にも言っているんですよ。「喧嘩しちゃってさ、めっちゃ落ち込んじゃったよ」っていうと、「どうせ過去だから、今くよくよしても明日に持って行けないからさ、ならばいいじゃん。すぐに立ち直れよ」ってね。
──大人になったとき、父親の言葉が染みるでしょうね。
辻仁成:今二人で暮らしてるから、息子にはできるだけこういう話をするんです。「その代わり間違いもあるよ」って。うざい親父だと思うけど、10年とか20年後に「いいときがあったんだな」って思ってくれると思う。
──枯渇しないバイタリティの源は何ですか?「愛を求めている」んでしょうか。
辻仁成:何なんですかねえ…恋愛小説とかラブソングのようなものはもう求めてないです。もっと人間としての大きなものなのかな?
──何か足りないピースを探している?
辻仁成:それは面白い質問ですね(笑)。自分で考えたらやれなくなっちゃうから考えてないのかも。今は息子を育てるのに精一杯だし、今は書きたいっていう初期衝動が、未だに薄れてないんですよ。ロッカーになりたい、小説家になりたいってそのときの気持ちが何も変わらないんですよね。
──そうか。
辻仁成:自分の初期衝動はなくならないですね。諦めるとかなくて、自分がやりたいっていうのは全部続けたい。小説も「もう書けない」とかスランプって感じたことがないんです。スランプっていうのは多分、自分を追い込んでいってしまっている人たちが陥る病気ですよね。「そんな誰もおまえに期待してない」みたいな(笑)。だから「スランプなんです」っていう言葉くらい恥ずかしい言葉はないと思ってて(笑)。
──自分に対し、過剰な負荷をかけている状況でしょうから。
辻仁成:だから、自分でスランプって言ったことないな。そんなの書けるか書けないかだけだし。だから音楽でも“ステージに上がっちゃうやつ”っているじゃないですか。誰もそんなの見てない、気にしてないよって(笑)。
──ですね(笑)。
辻仁成:今は、落ち込む余裕すらないっていう(笑)。落ち込んで人に見られて恥ずかしいとかもなくなってきた。もちろん、人前に出るときはちゃんとしたいとか、そういうのはありますけどね。アート活動、表現欲求っていうのは、歳を重ねる毎に続いている人は永遠になっていく。
──ピュアじゃないとできないことだとも思います。
辻仁成:好きだから止めろって言われても続ける。俺はね、音楽は自由を守るための武器だと思うんだ。人間の心を解放できる最後の砦だとも思う。音楽を放棄しないのは、自分の生き様の最初の仕事だし、最初の核だったから。それを失ってしまうと僕は小説も映画も何も撮れなくなるんだろうなって思う。音楽が僕の中心にあって、それは自由。自由っていう言葉は素晴らしい言葉で、それを夢見て育ってきたから、自らを善しとして解放することをやりたい。
──なるほど。
辻仁成:誰にも支配されない芸術家を目指すのがテーマなので、そのためには、厳しくなっていくこれからの時代に向けて、自分自身の発言が曲げられないように、デザインストーリーズというメディアも作った。どこの組織にも属してないから、自分の中で戦っていくしかないことを続けているわけです。60歳にもなろうとしている男としては、最大限やっているって話です。このアルバム『命の詩』の中には、その魂の叫びが全部入っている。でも、生きる/死ぬって話ではなくて、聞いているとみんなが楽しくなるようなものね。それは、ポップス/エンターテインメント・ミュージック/ロック・ミュージックだから。哲学や宗教とは違うし、音楽こそ、いくつになっても自分を解放するための武器なんです。音楽で武装し、音楽をまとって自分は戦っているっていう感じなのかな。
取材・文:BARKS編集長 烏丸哲也
『命の詩(いのちのうた)』
ZSCM-17847 2000円+税
1.SORRY, I LOVE YOU
2.孤独をラッタッタ
3.詩人の声
4.MOONLIGHT
5.君に似た誰か(SOMEONE LIKE YOU version 2017)
6.命の詩
<辻仁成 LIVE TOUR 2017 "at THE NIGHT BAR">
7月11日(火)宮城・仙台retro back page
7月18日(火)大阪・心斎橋JANUS
7月19日(水)愛知・名古屋SPADE BOX
7月21日(金)福岡・福岡Gate's7
7月22日(土)熊本・熊本Restaurant Bar CIB
7月30日(日)東京・ブルーノート東京
1st open 16:00/start 17:00
2st open 19:00/start 20:00
※2ステージ完全入替制となります!
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/jinsei-tsuji/
◆辻仁成オフィシャルサイト
◆『命の詩』特設サイト
◆デザインストーリーズ
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