【短期連載】wyseのアルバム『Breathe』制作記 第3回「月森が明かすヴォーカルRECの秘術」

wyseのニューアルバム『Breathe』発売するということで、記念コラムを書いていいってことで、メンバーが入れ替わりで書かせていただいてますが、3回目はボーカルの月森です。

◆wyse 画像

ところで……僕、コラム書くの好きなんですが、今更ですが文章で音楽を伝えるってのは、よく考えたらとんでもなく無謀なことをしようとしている気がします。というか、今までコラムで音楽の話書いたことないかもしれない……。音楽系のライターさんは凄いですね……。ちゃんとした文章はプロにまかせよう……。

まぁ、なので僕が書けるのは進行状況くらいなものですが……一応、着々と完成に近づいていると思います。現在は歌撮りがちょうど半分終わったくらいです。



皆さんボーカルのレコーディングってどんな感じを想像しますか？　たぶんだけど、wyseの歌撮りは一般的なレコーディング風景とはちょっと違うかもしれないです。昔はうちも一般的なレコーディングの方法でやってました。歌う人が個室に入って、違う部屋からエンジニアさんや作曲者とかとやり取りしながら録っていく、みたいな。

けど、長い間いろいろやってくうち、防音がちゃんとしてる（ここかなり重要！）普通の町のスタジオに録音機材持ち込んで、俺とTAKUMAの2人で一緒に部屋にこもって、顔見合わせながら、ああしてみよう、こうしてみよう、って録っていくスタイルに今は落ち着いてます。

2人だけで誰にも見られてないからか、テンション感が異常にフラットでいれるというか……そのせいでおもっきりバカ話した2秒後に歌い初めて、「ごめん、笑けるからちょっとまってｗｗｗ」みたいな無駄な時間も多少はあります。が、フラットでいれるからこそ自然な歌も歌えてる気もしてます。一生これで行くかはわからないけど、今はなんかこの方法が一番合ってる気がしてます。

こうやっていざ書いてみると、ちょっと仲好さそう過ぎて気持ち悪いけど、まぁ仲悪いよりはいいよね。

さて、次の第4回目の記念コラムまでには歌撮りは終わってないとやばいんだけども……まぁ大丈夫か……たぶん、きっと。歌録りが終わってたらまた書きます。