オジー・オズボーン「レッド・ツェッペリンの裁判、時間のムダ」
オジー・オズボーンが、レッド・ツェッペリンの「Stairway To Heaven」著作権侵害訴訟について語った。ジミー・ペイジとロバート・プラントは、イントロの部分がスピリットの「Taurus」に酷似していると訴えられたが、陪審裁判で盗作には当たらないとの判決が下った。
◆オジー・オズボーン画像
オジーは、これに対し「まったくもってクレイジー」と『Rolling Stone』誌のインタビューで話したそうだ。「裁判にすべきじゃなかった。オリジナルってやつ聴いたよ。ちょこっと似てるってだけだ。あのタイプのギターがある曲はすべて盗作だって言ってるようなもんだろ。フェアじゃない。ギターには限られたコードしかないし、「Stairway To Heaven」とそれほど似てないじゃないか。こんなに長いことかかるなんて驚いた」
「フリーの「All Right Now」とスティーヴ・ミラーの「Rock’n Me」を聴いてみろ。まったく同じリフだ。(でも)彼らはお互いを訴えてはいないだろ。あの2つは完全に同じだ」
「俺はジョン・ボーナムに会ったことがある。全員に会った。あのバンドは超素晴らしい。なんのために、彼らがソングライターを必要とするっていうんだ? なんで、彼らが盗作しなきゃならないんだ? 時間のムダだった。裁判になったなんて、俺はホントに驚いた。クレイジーだ」
「彼らが“これ盗んで、ちょこっと変えよう。そうしたら売れる”なんてことしたって、マジで思っているのか? ったく、いい加減にしてくれ。ちょっと似てるが、それはコード進行に過ぎない」
そして、プラントに対し「俺ら、ジョン・ボーナムとロバート・プラントと仲良かったんだ。ロバートは素晴らしいシンガーだ。偉大なシンガーの1人だよ。彼はあの時代、たくさんのシンガーに大きな影響を与えた」と称賛した。
オジー関連ニュースとして、彼と息子ジャックの新歴史・旅行番組『Ozzy and Jack's World Detour』がいよいよ今週末(7月24日)、ヒストリー・チャンネルにて放送がスタートする(日本未定)。同局は今週、その新しい予告編を公開。オジーのコスプレもあるようだ。また、10エピソードの中には、日本をフィーチャーしたものもある。
Ako Suzuki
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