イーヴルなデス・メタル、シンセイナム日本上陸
フレデリク(ドラゴンフォース)とジョーイ(元スリップノット)がデスメタルバンド、シンセイナムを結成した。デビュー・アルバム『エコーズ・オブ・ザ・トーチャード』は7月29日に世界同時発売となる。
◆シンセイナム画像
中心人物はドラゴンフォースのベーシスト、フレデリク・ルクレルクだ。すべての曲は彼によるもので、「プライベートではパワー・メタルはほとんど聴かない。俺が一番好きなのはモービッド・エンジェルだ」と言い切る。モービッド・エンジェルのアルバム・ジャケットをタトゥーにしている程のエクストリーム・メタル・マニアなのだ。
ドラムはジョーイ・ジョーディソン、言わずと知れた元スリップノット、現ヴィミックのジョーイである。ヴォーカルとしてフレデリクが選んだのはメイヘムのアッティラ・シハーとドス/キマイラのショーン・Zのふたりだ。ベースはブラック・メタル・バンド・セスのヘイモス、ラウドブラストのステファン・ベリーズがギターで参加しており、コアなエクストリーム・メタル・ファンをもうならせる人選となっている。
デビュー・アルバム『エコーズ・オブ・ザ・トーチャード』は一切ギミックのないピュアなダーク・デス・メタル」とフレデリクが描写するとおり、そのスタイルは全盛期のモービッド・エンジェルを彷彿させるイーヴルなデス・メタルだ。見事なコントラストで耳を引くメロディックなギターソロの数々は、やはりフレデリクのドラゴンフォースでの活動とは無縁ではないだろう。スリップノットやメイヘムのファンだけでなく、ドラゴンフォースのファンも楽しめる内容だ。
ミックス、マスタリングはおなじみイェンス・ボグレンによるもので、パワフルでクリアな音質を実現している。
「俺にとって日本は第二の故郷みたいなものさ。日本のファンは、ドラゴンフォースでの俺しか知らないかもしれないけど、是非シンセイナムでの違った側面も体験して欲しいな。どちらもメタルだしね。いつもサポートしてくれて、ドウモアリガトウ!」──フレデリク・ルクレルク
【メンバー】
フレデリク・ルクレルク[ドラゴンフォース](ギター/ベース/シンセサイザー/ヴォーカル)
ジョーイ・ジョーディソン[元スリップノット/ヴィミック](ドラムス)
アッティラ・シハー[メイヘム](ヴォーカル)
ショーン・Z[ドス/キマイラ](ヴォーカル)
ステファン・ベリーズ[ラウドブラスト](ギター)
ヘイモス[セス](ベース)
シンセイナム『エコーズ・オブ・ザ・トーチャード』
1.マテリアリゼーション
2.スプレンダー・アンド・アゴニー
3.エクスコミュニケア
4.インヴァーテッド・クロス
5.マーチ
6.アーミー・オブ・ケイオス
7.リデンプション
8.デッド・ソウルズ
9.ララバイ
10.ファイナル・カース
11.コンデムド・トゥ・サファー
12.リチュアル
13.サクリファイス
14.ダムネイション
15.ザ・フォーガッテン・ワン
16.トーメント
17.アンファング・デス・アラプトラウムス
18.ミスト
19.エコーズ・オブ・ザ・トーチャード
20.エンプティネス
21.ゴッズ・オブ・ヘル
22.ディジェネレーション※日本盤限定ボーナストラック
23.キング・オブ・ザ・デスパレート・ランズ※日本盤限定ボーナストラック
◆シンセイナム『エコーズ・オブ・ザ・トーチャード』日本盤ホームページ