【連載】THE BOHEMIANSの5人全員かたまりダイナマイト連載[Vol.49]チバ・オライリー(と無法の世界)a.k.a.ジャン「激甘貴公子の休日」

だいぶ月日が経ってしまいましたが……みなさん、2016年もどうぞ宜しくお願い致します！　新年一発目のTHE BOHEMIANSによる連載コラムです！　今回は、ドラムをつとめるチバ・オライリー（と無法の世界）a.k.a.ジャンの休日の様子をお届けする「激甘貴公子の休日」ですが、特別編としてなんと貴公子へのインタビュー形式となります。そして気になるインタビュアーはと言うと……え？!　ん？？　あなたなの～～？？？
おそらく2016年上半期で一番シュールなやりとりを、どうぞ。

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◆チバ・オライリー（と無法の世界）a.k.a.ジャン「激甘貴公子の休日」
◆第10回：渋谷アンド高円寺

はじめまして！　激甘貴公子ことチバ・オライリー（と無法の世界）のドラムスティックです。いつも激甘貴公子の休日を読んでくださりありがとうございます。持ち主に代わって御礼申し上げます。しかしながら、今回の激甘貴公子の休日の脱稿があまりに遅いもので、見かねた私、ドラムスティックがインタビューしまして、その内容を対談形式でお届けしたいと思います。

ドラムスティック（以下 ス）：オラ様。（チバ・オライリーのことです。）

チバ・オライリー（以下 貴）：わ！　スティックか、急にしゃべるから驚くじゃないか。今デスノート読んでるんだ邪魔しないでくれ。

ス：マンガ読んでる場合ですか。いい加減BARKS上げてください。他のメンバーの連載を待ってる方もいるんですよ。

貴：言われなくてもわかってるし。ナマイキ言う棒だな、折り捨ててやろうか。オラオラ

ス：暴力はやめてください。折ったら折ったで困るくせに。そんなことよりオラ様、今日はお休みだったわけですが、どこに行ってきたんですか？

貴：ん？　キミも一緒に居たんだからわかるだろ？　渋谷だよ。

ス：まあまあ、細かいことは置いといて。渋谷にはよく行くんですか？

貴：時々、かな。でも前の事務所は渋谷だったし、それに東京に出てきてすぐの頃は渋谷でよく遊んでたんだよ。

ス：ほう。

貴：学校行く途中の駅だったからね。あの頃の渋谷はちょっと怖かったけど。センター街は道で普通に合法ドラッグ売ってたし、スクランブル交差点は気が狂いそうになるくらいの人の数だったし。

ス：山形から出てきたばかりの青年にはかなりの刺激でしょうね。当時はどこで遊んでたんですか？

貴：えーと、パルコブックセンターとブックファーストと紀伊国屋書店をはしごして、タワレコとHMVとディスクユニオンをはしごして、映画館か劇場みたいなパターンが多かったかな。

▲タワーレコード渋谷店

▲パルコブックセンターの洋書コーナー

ス：本とCDと映画・演劇、やっぱりアウトドア要素はゼロなんですね。

貴：死ぬまでインドアだ僕は。あと、渋谷は結構、マニアックなお店があったりしてね。マンションの一室でやってる謎のレコード屋に行ったこともあったよ。入り口も見た目は普通の部屋のドアにしか見えないんだよ。でもドア開けたら、ワンルームの部屋に世界各国の宅録ミュージシャンのCDがギッシリ置いてあった。しかもマニアックすぎて誰一人知らないアーティストなの。レーベルも謎～！みたいな。でもせっかく来たからってジャケ買いしたら、案の定全然良くなかった（笑）。今もあの店やってるのかな…

ス：そんな店どこで知ったんですか（笑）。でも渋谷の街のつくりって、駅を中心にして、なんとなく放射状に道路が広がってるじゃないですか？　中心から外れるほど、そのレコード屋みたいなディープなお店が増えてくのも、渋谷のおもしろいとこですよね。

貴：あ、そうかも。だからお店にはちょっと失礼だけどさ、そういう店ってお客さんもまばらでね。僕は皆が知らない素敵なお店を知ってるぜ、って優越感感じちゃったりしてたな。青山通り沿いにある絵本屋とか、あとイメージフォーラムの向かいにあるオシャレな和食器屋とか、みつけるのも楽しかった。残念ながらどちらも今は無くなってたよ。

ス：渋谷は今駅前開発してますし、お店の移り変わりも激しいんでしょうね。

貴：まあ、しょうがないことだけどね。しかし、スティックにしては物知りだなあキミは。

▲「青山通り沿いにある絵本屋」があった場所　今は靴屋になっていた

▲シアター・イメージフォーラム

▲渋谷駅東口

ス：渋谷のおすすめのカフェを教えてください。

貴：お、じゃあ2つだけおすすめを。ON THE CORNER NO.8 BEER PONDという宮下公園近くにあるアメリカンダイナーと、東急ハンズ近くのCAFE BOHEMIA。

ス：BOHEMIA！　いい名前ですね～。

▲ON THE CORNER NO.8 BEER POND

▲ON THE CORNER NO.8 BEER PONDのベーコンチーズバーガー

▲CAFE BOHEMIAのテラス席

▲CAFE BOHEMIAの内観

▲CAFE BOHEMIAのカフェラテ

貴：ON THE CORNERはフォーライフの近くで見つけたお店で、BOHEMIAは役者やってる友人に最近教えてもらったのだ。どちらも飲み物だけでも大丈夫な気軽に入れるお店だし、何より雰囲気がいいね。

ス：系統は違いますけど、どちらもイイ感じですね。

貴：料理も飲み物も美味しいんだよ。

ス：ほうほう、色々ご存知ですなあ。ご存知ついでに、1月30日に高円寺HIGHでTHE BOHEMIANS EVENTがあるそうじゃないですか。知ってますよね？

貴：知らないわけがないじゃないか。ボヘミアンズメンバーだ、僕は。

ス：よかったです。THE BOHEMIANS初の自主企画イベントということで、今回は、Magic, Drums & LoveとTHE FOREVERSとの対バンなんですよね？

貴：そうだよ、vol.0ということで、ボヘミアンズのデビュー前からゆかりのあるレアな対バンでやりたかったんだ。だから僕らも新旧入り交じったあまりやらない曲も盛り込んでセトリ組む予定だし、楽しいイベントになりそうだよ。

ス：私も楽しみです。当日は一日楽しむために、高円寺のおすすめのお店も教えてくれますか？

貴：高円寺はここだね。Yonchome Cafeだ。

▲Yonchome Cafeの入り口

▲Yonchome Cafeのパスタ

貴：ここは駅とHIGHの通り道にあるし、時間あったら寄ってみたらいいね。料理も美味しいし、内装と有線と何より店員さんの距離感が程よいです。

ス：なるほど、ナイス情報ですオラ様。ありがとうございます！

貴：当日はキミも見にくるんでしょ？

ス：え？　私はもちろんスティックですからー

貴：楽しみにしててね（ニコニコ）。じゃ、デスノート読みまーす。

ス：うわあ…天然なのか、残酷なのかわからない。苦手だこの人。

── というわけで、激甘貴公子の休日、変則的な形で読み苦しかったとは思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます。1月30日当日は私も、スティックとして参加出来ることをどうぞお祈りくださいませ。

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