【連載】THE BOHEMIANSの5人全員かたまりダイナマイト連載[Vol.61]平田ぱんだ「ロックンロール的映画相談」

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お久しぶりです! THE BOHEMIANSのメンバーが順繰りにお届けしているダイナマイトな連載です! THE BOHEMIANSと言えば、9th Album『the popman’s review』をリリースしたばかり。しかも今回は、書籍「ロックンロールの話」の発売も控えてノリにノッている平田ぱんだがお届けする「ロックンロール的映画相談」です。どうぞ、お楽しみください!

  ◆  ◆  ◆

◆ 平田ぱんだ「ロックンロール的映画相談」
◆ 第13回:『デスレース2000』

どーもどーもちょいーす
多分2年ぶりくらいに私の出番です
平田ぱんだです
ここの連載コーナーも長いっすね
メンバー五人持ち回りで気楽なタイミングで更新してるんで個人的にそこまで数はこなしてないんですけども
元々は2011年のメジャーデビューのタイミングで用意してもらったスペースなんですが今じゃ所属事務所も変わって更新を急かされることもなくなったためにこうして好きな時にやれてて幸せです
たまにの方が幸せ噛み締められますもんね
噛み締めてください
そんなことよりも前回の僕は何書いたんだっけかなって連載一覧みたんすけど僕の回のボリューム56だけがなぜか載ってなくてどう検索かけたら出るかもわかんないからもう前回の僕のこれは一生読めません。見つけれる人は頑張って見つけて読んでください。
(今は見れるようになりました)

つーことで前回書いたが2年近く前のことすぎて何について書いたかさっぱり覚えてないんすけど一生懸命書きますね、映画のことっつーかロックンロールのことを
勘違いしてる人もいるかもわかんないから書いときますけど僕がここで書いてること映画の話じゃないっすからね?
あくまでも「映画を介した」ロックンロールの話をしているんです
ロックンロールを映画作品を用いて紹介してるんです
僕は何でもかんでも「ロックンロールかどうか」で分けるタイプのラッパーですからね
食いもんでも本でも家電製品でも
映画だって例外じゃないんですよ

そんな感じで今回もロックンロールを紹介していきたいんすけど、本来の目的を先に済ませようと思います
それは、宣伝です
あくまでもここは僕の所属バンドの活動の宣伝のために書いてますからね
リリースタイミングに合わせて時期を見計らってましたよ今年の二月あたりから
今までは更新は僕の番が巡ってきたら即でやってたんですけどこれからは宣伝のタイミングに合わせて一気にメンバー五人で放出!って流れに変えていきたいって感じなんすよ
少なくとも僕は
だからワンマンツアーの初日の10月26日までに五人一周りはしたいっすね
お楽しみに!

まず、9月25日にニューアルバムが出ました!
それに伴う全国ワンマンツアーが10月26日から始まります!
あとこの僕、ボーカル平田ぱんだが他どころでかれこれ三年くらい連載してる「ロックンロールの話」って奴が書籍化されます!これは必ず買ってください!100で面白いんで。とりあえずウェブのみで販売らしいんで気軽に購入ボタン押しまくってください。金ください。

宣伝終わり
詳しくは下の方とかにビッシリ書かれているはずなのでそれを穴のあくほどみてくさい。
さてと、本分に戻るか
ここからが本文です

ロックンロール的映画相談!!!

今回紹介するロックンロールは、こいつだ!

「デスレース2000」

70年代の有名B級アメリカカルト映画だ

なんでこれにしたかって僕が毎日一生懸命やってるボヘミアンズ公式マスコットキャラ「ボグマ洋平」のツイッターアカウントで今から家でみる映画どれにしたらいいですかってテキトーに棚に並んでるやつチョイスしてアンケート四択機能駆使して聞いたらこれが一位になったからみたからざんす
31パーセントの得票率で
他の対立候補はショック集団と最前線物語と、あとなんだっけ?ああ、独立愚連隊西へ、だ。
サミュエルフラーの映画が二本も入ってるのはたまたまで間違いないです
いちいち意味つけて選んでないんで

まあそんな程度の理由で選んで鑑賞してロール理由ここに書き散らさんとしている今回のテーマ映画「デスレース2000」ですが
目的意識皆無でみた割にはそれほど的外れなチョイスでもなかったですね
なぜならば「カーレース映画」だからです
それも「アメリカ大陸横断殺人カーレース」です
最高ですよね。、ロックンロールってのはよ、まずスピードなんだよ
速さなの
それは速い遅いというよりか、前のめりかどうかなんだよ
つまりカーレースなんだよロックンロールは
もっと言うとロックンロールってのカーそのもの、日本語で言うところの車のことですから
もうちょっと言うとバイクです、なぜならば風を感じますからね、バイクは
でもこの映画に出てくる車の大半は、撮影の都合上「オープンカー」です
人むき出しです
風を感じれます
じゃあ、バイクよりいいじゃん!
バイクは基本一人で乗るものですが、オープンカーなら二人で乗れる!
二人で乗れるっつったら絶対に野郎となんかより「女性」と乗りたいですよね!
この映画は大体女性と男性が二人でオープンカーに乗っているところをみるムービーです
それでレースしてるところをみるムービーざんす
人殺しをしているところも沢山みれるぞ!
しかも低予算映画なんで大体5組くらいしか参加してないレースなんでみやすいっすよ
その中にはB級映画俳優だった頃のかの「シルベスタスタローン」も主人公のライバル役で出演なさってます
スタローンご存知ない?あなた、さては若者ですね?スタローンはかつてかのアーノルドシュワルツェネッガーと人気を2分しそうになったほどのハリウッド肉体派ビッグムービー俳優なんですよ?知らないなんて恥です恥、早く知りなさい
スタローンはなあ、人生かけて最後の賭けだっつって「ロッキー」作って見事大ヒットさせて一発逆転成功したところがかっこいい、そういうの大好きなんだよ僕は。ああ、ロッキーみてえな、もうロッキーしかみたくねえわ、4までとりあえず見ようとりあえず、ネトフリ辺りで。5と最近の新しいのはそれみてから決めよう、みたことないから。つーかロッキー自体まともにみたことないかもしんまい。1はみてるな少なくとも一回は。4も子供の頃みた。よく考えたらみたことねえわロッキー。ランボーは全シリーズくまなくみてるよ。80年代や90年代のアメリカのガチ爆発起こしまくる映画が好きなんだよね世代的にやっぱ。最近のシージー迫力映画は嫌いだ。シージーの爆発なんてつまり何も燃えてないってことだからな。シージーの爆発は嘘っぱちだ。そこで起こる爆発をとらえた映画が好きなんだ
勿論デスレース2000はちゃんと爆発も起こるぞ!
しょぼいかもしんまいけど
でも車をちゃんと崖から落としたりなんだりとぶっ壊すぞ
車の一台もクラッシュしない映画なんかカスだ
映画なんて人が死んだり車が壊れたり爆発したりしときゃなんでもいいんだよとりあえず
映画ってそう言うもんだろ?
現実で滅多に見れない現実を映してなんぼだよ
だからある意味アニメは映画じゃねえんだ
アニメ映画もちろん好きだけどね
肉迫だよ大事なのはいつだってエンターテインメントには
コンピュータの中で作られるようになってからあらゆるエンターテインメントが過去に比べてクソになった
もう終わりだ
残念だ

デスレース2000は思えばロックンロールそのものだな
なぜならば有名B級カルト映画だからだ
有名ってところが他のB級なだけの映画とは違う
B級カルト映画好きって言ってる奴でデスレース2000を見たことない奴はこの世にはいないはず
いたとしたらそいつはモグリだ
デスレース2000は有名B級カルト映画な時点でロックンロールだ
ロックンロールにB級と言う要素は必要不可欠だからだ
A級の音楽はロックンロールじゃないんだ
いつだって若者の心に強く刺さり抜けなくなるものはB級品なんだ
説明できない凄みがあるからだ
ロックバンドで例えるならばクイーンとラモーンズのどっちがロックンロールかどうかという話だ
ここでラモーンズと答えない奴にロックンロールの何たるかは永久にわからないだろう
あとデスレース2000には真剣という名の馬鹿馬鹿しさの風が常に吹いているのもいい
かつてパンクロックが世界を変えた理由、それはそれが有名B級カルト映画そのものだったからだ
有名B級カルト映画のこともろくに知らないでパンクロックのことを語るやつのその無知の極まりっぷりはとてもじゃないがみちゃらんねえ
デスレース2000は有名B級カルト映画の見本中の見本みたいなもんだ
必ずみろ、面白いとかつまんねーとかこの際関係ねえんだ
ロックンロールが好きとか抜かしといてデスレース2000に何も感じれないんだとしたら100でモグリだから生涯こっちくんな
と勢いで書いてみたけど、ぶっちゃけそれほどのもんでもないけどな、デスレース2000
僕が少年時代、今ほど気軽に見れなかった時分にようやくレンタル落ちの中古で購入して鑑賞して「普通だな」って思ったくらいの面白さの代物さ
勿論人も無残にどんどん死ぬしブラックユーモアも効いてるし設定も馬鹿馬鹿しいし綺麗なお姉さんのおっぱいも出てくるし何一つ不自由のない知る人ぞ知るのポジションをキープした有名B級カルト映画なことは認めざるを得ないけどただそれだけさ
まあでも本来ロックンロールってそういうもんなんだよ
お父さんやお母さんは知らない!わかりっこない!みたいな
まあ観たらわかるよ
ロックンロールってこういうもんだよなって思うよきっと誰しも

とまあそんな感じで今日はこれくらいで許してやるか
あんま書きすぎても後続がやりづらいだろうからな
次はビートりょうのロックンロールの話です
その次は本間ドミノの音楽の話です
その次は千葉オライリーの外出の話です
その次は星川ドントの飯の話です
よろしく

  ◆  ◆  ◆

■平田ぱんだ『ロックンロールの話』

2019年10月1日(火)発売
仕様:A5変形 全232ページ(特製ケース/特製しおり付き)
¥2,400+tax / 発行:株式会社CHINTAI / 編集:Rock is/DONUT
STORE「Rock is」:https://store.rock-is.tv/items/23013622

■9th Album『the popman’s review』


2019年9月25日(水)発売
¥2,500+tax / QECD-10011(BUMP-087)
DELICIOUS LABEL

<収録曲>
01. It's Alright, It's Alright
02. La-La-La Lies
03. ツイスターズのテーマ
04. Introduction Girl
05. I Don't Care That Pretty Girl
06. Please Mr.Yes-Man
07. ▶▶|(とばす曲)
08. the popman's review
09. Johnny B♭~地獄のピアノマン~
10. R&R第一発見者
11. Jagger/Richards

アルバム購入特典:
■タワーレコードオリジナル特典 [オンライン含む]
2020年カレンダー(A5サイズの中綴じカレンダー)
■応援店特典
ホログラムステッカー
[ショップ]
<山形> ミュージック昭和
<福岡> 六本松 蔦屋書店
[オンライン・ショップ]
HMV&BOOKS online
amazon.co.jp
■福岡主要CDショップが選ぶGOOD MUSIC「よか音」対象店オリジナル特典
デカバッヂ(75mm)
※対象店舗の詳細はオフィシャルHPをご覧ください

■<the popman's tour 2019~明るい旅~>

10月26日(土)山形 Sandinista 開場17:30 / 開演18:00 <SOLD OUT>
11月04日(月・祝)札幌 SPiCE 開場17:30 / 開演18:00
11月09日(土)宇都宮 HEAVEN'S ROCK 2/3 開場17:30 / 開演18:00
11月23日(土)大阪 心斎橋 KING COBRA 開場17:30 / 開演18:00
11月29日(金)静岡 UNBER 開場18:30 / 開演19:00
12月01日(日)仙台 Flying Son 開場17:30 / 開演18:00
12月05日(木)名古屋 池下CLUB UPSET 開場18:30 / 開演19:00
12月07日(土)福岡 the voodoo lounge 開場17:30 / 開演18:00
12月08日(日)岡山 PEPPERLAND 開場17:30 / 開演18:00
12月13日(金)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE 開場18:30 / 開演19:00
<チケット発売中:前売¥3,500 (税込/ドリンク別)>

■ライブ会場・通販限定両B面シングル 4th single「スペルまで / ナナナナナナナ」

2019年10月26日(土)発売
¥1,000(tax in) / BUMP-088 / DELICIOUS LABEL
*通販開始時期は未定。

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