ミッキー・ディー「レミーなくしてモーターヘッドはない」

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レミーが急逝したことで、バンド・メイトのミッキー・ディー(Dr)は、モーターヘッドは終わったと考えているそうだ。

◆レミー画像

ディーは、スウェーデンの『Expressen』紙にこう話したという。「モーターヘッドは終わりだ、当然。レミーがモーターヘッドだった。俺ら、この後ツアーやなんやらはやらない。アルバムもない。でも、ブランドは残るし、レミーはみんなの心の中に生き続ける」

レミーは亡くなる2日前(12月26日)、侵襲性の強い癌だと診断された。秋に行なわれたツアーの最中、病魔に冒されていたことになり、ディーは当時のことをこう話した。「レミーはひどくやせ衰えていた。彼はすべてのエネルギーをステージで使い果たし、その後、ものすごく疲れていた。プレイできた、ヨーロッパ・ツアーを終えることができたなんて信じがたいことだった。たった20日前のことだ。信じられないよ」

また、モーターヘッドのマネージャー、トッド・シンガーマンによると、レミーは12月13日に仲間が集まり開かれたバースデー・ギグの数日後、体調不良を訴え、医者に診てもらったという。その検査の結果、土曜日(12月26日)、余命2~6ヶ月と宣告されたそうだ。

しかし、癌の進行は思った以上に速かった。レミーは12月28日、この世から旅立った。

Ako Suzuki
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