デヴィッド・ギルモア「リックが逝ってしまったのを改めて残念に思う」
デヴィッド・ギルモアは、11月にリリースする『永遠(TOWA) /THE ENDLESS RIVER』がピンク・フロイド最後のアルバムになると考えているそうだ。
◆リック・ライト画像
デヴィッド・ギルモアは英BBC 6 Music(デジタル・ラジオ局)のインタビューで「まず間違いなく、これが僕らが出す最後のものになるだろうね」と話した。
『対(TSUI)/The Division Bell』(1994年)制作時のセッションから誕生した『永遠(TOWA) /THE ENDLESS RIVER』が、ギルモア、ニック・メイスン、リック・ライトの3人による演奏を聴くことができる最後の機会であるのは間違いない。デヴィッド・ギルモアは2008年に亡くなったライトについてこう語った。
「こんなこと言うの嫌なんだけど、彼は一般やメディア、そして時に僕らからさえ過小評価されていた。僕は必ずしも常に彼を正当に評価していたとは言えない。仕事のやり方に対しては人それぞれ全く違う考えを持つのに、僕らはすごく手厳しくなり、誰々は十分な働きをしていないと思ってしまうことがある。その人が別の役割を果たしているのに気づかないで…」
デヴィッド・ギルモアは別のインタビューで、「僕にとって、とても示唆に富みエモーショナルな作品だ。聴いていると、リックが逝ってしまったのを改めて残念に思う」とも話している。
ピンク・フロイドの20年ぶりの新作『永遠(TOWA)/THE ENDLESS RIVER』は日本で11月12日にリリースされる。
Ako Suzuki
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