ロックの殿堂入りするリンダ・ロンシュタット「私はロックンロール・シンガーじゃない」
リンダ・ロンシュタットは来週、ロックの殿堂入りをするものの、「自分のことをロックンロール・シンガーだとは思っていない」そうだ。ロンシュタットは、4月10日に開かれるセレモニーへ欠席することを表明している。パーキンソン病を患っており、体調が優れないのが一番の理由だが、もともとそれほど関心があったわけではないようだ。
◆リンダ・ロンシュタット画像
彼女は『Billboard』誌のインタビューでこう話した。「(ロックの殿堂入りは)考えてもいなかった。自分のことをロックンロール・シンガーだとは思っていない。(ロックは)歌っているけど、自分が歌うものの1つってだけだったから。私はいろんなジャンルを歌っているわ。グラミーの候補に挙がったときも行かなかったの。反対してるってわけじゃないのよ。でも、そのためにやってるんじゃないでしょ。賞のためにやってたら、面倒なことになる。悪いことじゃないわ。ただ、私とは関係ないってだけ」
現在のリンダ・ロンシュタットにとって、移動したり旅行するのは簡単なことではなく、「それは本当に必要なときだけにしたい」という。
ロックの殿堂入りのセレモニーでは、イーグルス結成前、リンダ・ロンシュタットのバック・バンドにいたグレン・フライが彼女の功績を紹介。スティーヴィー・ニックス、キャリー・アンダーウッド、エミルー・ハリス、ボニー・レイット、シェリル・クロウが彼女の曲を演奏しその栄誉を称える。
Ako Suzuki, London
この記事の関連情報
セレーナ・ゴメス主演のリンダ・ロンシュタットのバイオグラフィ映画、監督が決定
リンダ・ロンシュタットの自伝映画、セレーナ・ゴメスがリンダ役に決定
クイーン、ジャーニー、リッキー・マーティンらの曲、米議会図書館が永久保存
『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』、本編映像・新場面写真公開
ドン・ヘンリー、リンダ・ロンシュタットの賛辞公演にサプライズ出演
【2016年グラミー特集】イーグルス誕生の瞬間をリンダ・ロンシュタットが語る【追悼グレン・フライ】
リンダ・ロンシュタット、米最高峰の芸術賞を受賞
キッス、ニルヴァーナ、ピーター・ガブリエル、ホール&オーツらがロックの殿堂入り
リンダ・ロンシュタット、パーキンソン病を語る