モリッシー、新作アルバムのためレコード会社と契約

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モリッシーが新作アルバムをリリースするためレコード会社と契約を結んだ。2009年発売のアルバム『イヤーズ・オブ・リフューザル』以来、レコード会社に所属していなかったモリッシーだったが、ユニバーサル・ミュージックのアメリカを拠点としたレーベル、ハーヴェスト・レコードと世界リリースに向けての契約にサインしたという。

◆モリッシー画像

モリッシーは声明で今回の契約が「非常に嬉しい」とコメントしており、2014年後半に通算10枚目のスタジオアルバムをリリースすると発表している。

モリッシーは、プロデューサーのジョー・チッカレリやギタリストのボズ・ブーラー、ジェス・トビアス、ベーシストのソロモン・ウォーカー、ドラマーのマシュー・ウォーカー、キーボディストのグスタボ・マンズールなど長年のツアーバンド・メンバーと共に、1月後半にもフランスのスタジオに戻る予定だ。

モリッシーは2013年1月に出血性潰瘍や両側性肺炎、喉の不調などで体調をくずして以降、医師団から安静にするように言い渡されていた。また倒れて病院に搬送されたこともあり、いくつもの公演をキャンセルする事態となっていたが、モリッシーは2014年もツアーを敢行する計画を立てているという。

ユニバーサル・ミュージック傘下にあるキャピトル・ミュージック・グループのスティーヴ・バレットCEOは「モリッシーは音楽界において最も重要で影響のあるアーティストの1人です。1980年代に音楽シーンに彗星のごとく登場して以来、常に自分のヴィジョンを追い続け、確固たる姿勢を保ち続けてきた本物のアーティストです」「今回モリッシーがキャピタル・ミュージック・グループを選んでくれてとても嬉しいです。ハーヴェストからの新作アルバムは世界中にモリッシーの新しい音楽をもたらすでしょう」と語っている。

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