モリッシー、ジョニー・マーへ公開書簡「インタビューで僕の名前を出すな」

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モリッシーが1月25日、ザ・スミスの元バンド・メイト、ジョニー・マーへ宛てたオープンレターをウェブサイト(morrisseycentral.com)に掲載した。

◆モリッシー画像

手紙は、「これは暴言でもヒステリックな大言壮語でもない。礼儀正しく冷静になされるリクエストだ。どうか、インタビューで僕の名前を出すのはやめてくれないか?」と始まり、モリッシーがそう考える理由が説明された。

「君は僕のことを知らない。僕の人生、意思、思想、感情について何もわかっていない」「僕らは35年間お互いのことを知らないでいる。昔のことだ。僕らが出会ったとき、僕は成功していなかった。僕らは、それがどんなものであれ、いま現在の自分達になるようお互い助け合った。そこでやめておいてくれないか? 君は執拗に、年を追うごとに、何十年にもわたり、どんなことに対しても僕を責めなくてはならないのか……2007年にソロモン諸島で起きた津波から君の祖母の顎にあるよだれまで?」

「ああ、僕らはみんな、英国のマスコミは君が僕について過酷で残酷なことを言えば何だって取り上げることを知っている。でも、もう君はそれをやり尽くしただろ。前へ進め」「クリックベイトのために僕の名前を使うのは止めてくれ。僕は君の作品やソロ・ライフについて攻撃したことはない。“Louder than bombs”や“Strangeways, here we come”時代の君の才能を公然と称賛してきた」「頼むから止めてくれ。いまは2022年だ。1982年じゃない」などと綴っている。

ジョニー・マーはこれに対し、「親愛なる@officialmoz、“オープンレター”って1953年以降あんまりないよ。いまは“ソーシャル・メディア”だ。ドナルド・J・トランプでさえ会得してた。その上、このフェイク・ニュース・ビジネス……ちょっと2021年じゃないか? #makingindiegreatagain」と返している。



ザ・スミスは1982年から1987年まで活動。解散し35年が経つが、再結成や2人のコラボは実現していない。

Ako Suzuki
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