J・コール、より強力で先鋭的なニュー・アルバム『Born Sinner』をリリース
ジェイ・Zの秘蔵っ子、J・コールが2ndアルバム『Born Sinner』をリリース。全米チャートの2位に初登場した。
◆J・コール画像
コールは、デビュー・アルバム『Cole World: The Sideline Story』(2011年)を発表したわずか1週間後に同作の制作をスタート。1stが成功したことで安堵したと同時に自信を持ったという彼は、より自由に曲作りに挑むことができたそうだ。前作で痛いほどにリアルな心情をぶちまけ共感を呼んだ彼だが、今作では自身の経験や周りで起きた出来事、人間関係をさらに突き詰めたという。
コールは、タイトル『Born Sinner』に込められた意味をこう説明している。「デュアリティ(二重性)」を表現している。「善」と「悪」や「正しい事」と「間違った事」との間での葛藤。僕自身がアーティストとして持ち合わせている両方の部分、またその中間になろうとしている葛藤を今回のアルバムで表現している。それ以外にも自信喪失が原因で絶望したネガティブな状態から、葛藤や挑戦をしてよりハッピーで自信が持てる段階に向けて進むこと。地獄から抜け出して天国へ行く過程を今回のアルバムのタイトルは表現している」
名声を手にしたことで得た幸福感とその弊害――彼を取り巻く環境同様、アルバムはハッピーな面とダークな面の2つのパートに分かれているという。どちらも鋭い目線で捉えられ、彼らしいリアルでシニカルな歌詞が冴える。そして、サウンドの幅も広がり、ほとんどの曲をセルフ・プロデュースするなど、アーティストとして大きく成長したことを証明している。
『Born Sinner』の日本盤は、ボーナス・トラック入りで今週水曜日(6月26日)にリリース。前作のファンの期待を裏切らない、より強力で先鋭的な作品が生み出された。
Ako Suzuki, London
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コールは、デビュー・アルバム『Cole World: The Sideline Story』(2011年)を発表したわずか1週間後に同作の制作をスタート。1stが成功したことで安堵したと同時に自信を持ったという彼は、より自由に曲作りに挑むことができたそうだ。前作で痛いほどにリアルな心情をぶちまけ共感を呼んだ彼だが、今作では自身の経験や周りで起きた出来事、人間関係をさらに突き詰めたという。
コールは、タイトル『Born Sinner』に込められた意味をこう説明している。「デュアリティ(二重性)」を表現している。「善」と「悪」や「正しい事」と「間違った事」との間での葛藤。僕自身がアーティストとして持ち合わせている両方の部分、またその中間になろうとしている葛藤を今回のアルバムで表現している。それ以外にも自信喪失が原因で絶望したネガティブな状態から、葛藤や挑戦をしてよりハッピーで自信が持てる段階に向けて進むこと。地獄から抜け出して天国へ行く過程を今回のアルバムのタイトルは表現している」
名声を手にしたことで得た幸福感とその弊害――彼を取り巻く環境同様、アルバムはハッピーな面とダークな面の2つのパートに分かれているという。どちらも鋭い目線で捉えられ、彼らしいリアルでシニカルな歌詞が冴える。そして、サウンドの幅も広がり、ほとんどの曲をセルフ・プロデュースするなど、アーティストとして大きく成長したことを証明している。
『Born Sinner』の日本盤は、ボーナス・トラック入りで今週水曜日(6月26日)にリリース。前作のファンの期待を裏切らない、より強力で先鋭的な作品が生み出された。
Ako Suzuki, London